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遠当ての術

市民講座で中島敦の名人伝を使って語りの稽古をやっています。

あらすじ
趙の都・邯鄲に住む紀昌(きしょう)は、天下第一の弓の名人になろうと名手・飛衛(ひえい)に入門し、五年余の難しい修行のすえに奥義秘伝を習得する。紀昌は飛衛を殺そうとして失敗し、さらなる名人を求めて西の霍山に隠棲する老師・甘蠅(かんよう)を訪ねる。紀昌は矢を放たずに鳥を射落とす不射の射を甘蠅に見せられ、霍山にとどまる。九年後、紀昌は無表情の木偶のような容貌になって邯鄲に戻ってくる。飛衛をはじめ邯鄲の住人は紀昌を天下一の名人と認めて絶賛するが、紀昌は「至射は射ることなし」と言って名人芸を披露しようとしない。「弓をとらない弓の名人」として紀昌はかえって有名になる。その後ついに紀昌は弓を手に取ることがなく、晩年には弓の名前すら忘れ去るに至る。(ウィキペディア)

作中で甘蠅老師が紀昌に向かって、渡り鳥を弓矢を使わずに落として見せる場面があります。
「遠当ての術」というのがありまして、身体道の青木宏之師範が1985年 「日仏シンポジウム『科学・技術と精神世界』」(於:筑波大学)にて日本武道の代表として演武。秘技「遠当て」を披露したことがありました。

かって筆者が教えを受けた中村天風先生が数㍍離れた位置で相手に触れずして倒してみせたことがありました。
50年以上も昔の話です。

と、説明を加えました。
そしたら質問がありました。
「この名人伝はなにをいいたいのでしょうか?
最後は認知症みたいになって終わっています」

なんて答えようかと一瞬迷った。
「空の境地を説明しているのでしょう」と答えました。

次回、雲消しゲームの話をしてみようと思う。
出来る方もいるだろうし、出来れば遠当ての術も少しは納得されるかもしれない。




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