熱があるならば冷やせばいい、冷えがあるならば温めればいいという考えがある。スポーツの世界ではアイシングがもっぱらである。
昔、投手は肩を冷やしてはいけないといわれていた。400勝の金田さん、神様・仏様・稲尾様といわれた稲尾さんもアイシングはやっていなかった。冷やすなんて、とんでもないことだった。
熱があるならば冷やすは対症療法である。これをやっていたら身体の持っている回復力よくいわれる自然治癒力を衰えさせるだろう。
だからなるべく人為的な手は加えない方がいい、身体にまかせた方がいいと考えている。
漢方に「本治・標治」ということがあり。その辺はハッキリしているようである。原因に対して治療することを本治といい、症状に対して治療することを標治という。
治療は必ず本からしなければならない。しかし急を要する場合は標からはいる場合もある。
それにしても病気になったら医師が治す、病気なったら病院にいけばいいと考える方が圧倒的に多い。あまりにも他人任せに過ぎる。
原因療法ということばがある。原因を取り除くことにより病気を治す治療法とある。病因を取り除く手術や放射線でガンを叩くやり方とある。
原因療法といういい方にすごい違和感を覚える。漢方でいう本治をいうのかと思ったら違った。
病気の原因は自然治癒力の低下にある。身体には復元力がある。復元力を取り戻すのは休養と食事にある。
その食にしても諸説紛々で訳がわからなくなっている。
玄米を真面目に喰ったら改善されるというのももっともことである。
薬がその邪魔をする。新潟大安保教授のように現役の医学部教授が薬をやめなさいというのは極めて異例だが、その通りと筆者は考えている。
