前を行く40台の男性、がっしりしたからだつきで肩も揺れないし、お尻も揺れない。剣道でもやっていた方であろうか?
筆者は意識しないと腰が左右に大きく揺れる。お日様を背にして自分自身の陰を見るとびっくりするくらい揺れるのである。
昨日書いた「楽に出来るいい姿勢」前面は上にいく、背面は下にいく意識で歩くと揺れは少なくなってくる。それと手は振らない方がいい。
やってみればわかるが揺れないようにして歩くのは案外難しい。
シャツのボタンを目印にして歩くと左右に動くのがよくわかる。
昔は姿勢のことを内容が適切であったかどうかはべつにして、親や教師はうるさく注意していた。
今はほとんどいわないようだし、姿勢はよくない。海外で姿勢の悪い人を見たら日本人ということばさえあるらしい。
姿勢の悪さをさらに助長しているのが履き物がある。外反母趾が増えたのは靴を履くようになってからだという。
それまで日本人は下駄・草履・わらじだった。これらの履き物は五指に適度の力が入るようになっている。
靴に関しては歴史が新しい。日本人はこの靴という履き物を履きこなしていないと読んだことがある。
私たちの身体には地球の自転による遠心性の力が働いている。だがそれは意識されることはない。
また重力という求心性の力も働いている。
二本脚で立ち上がった人間は、この遠心性・求心性の力を一番受けやすい生物であろう。
姿勢は極めて重要である。そして履き物も同じように重要である。その影響は脚のみでなく全身に及ぶ。
