別の身体ー意識体

礼法教室の先輩OOさんは身体のことはよく知っているし見る目もある。
教室でもなめらかな動きをされる。

この方は「おれは投げる人はいない」とよくいう。合気系の道場を訪問しているようである。
投げられないというのはよくわかる。これだけ脱力出来ているのだから、投げるのは難しいだろう。

静止して、力の抜けている人を投げるのは難しい。
ぶつからない力の稽古でみんな投げられにくくなってくる。

受けが先に進歩する。初期の頃、「鉛直」がキーワードだった。
鉛直が意識せずに出来るようになってきたということであろう。

ここでやっているのは主に合気上げ、小手返しが入ることもある。後は簡単なあそびというか実験をやる程度である。

ここでの合気上げ・小手返しで倒れにくい身体になっていく。
倒れにくい身体即ち「受けの身体ー何もしない身体」が出来ていく。

合気上げが出来るようになっても小手返しが出来にくい。
握られてやる場合と握ってやる場合の違いである。
静止している相手の腕を握り、投げるのは一段と難しくなる。

受けが先に進歩するが、取りに変わると身体が変化する。
取り即ち、何かやろうとする身体がある。
思考・意識が何かやろうとする身体を作る。それは腰に表現される。

OOさんは意識を先に考える方である。
この方が頭を空っぽにするとワザが別人のごとく、俄然利き出す。簡単に相手が倒れすぎるので面白くないという。その後若干低迷というかスランプの感じがあったので聞いた。

「いつでも頭を空っぽにすれば出来るじゃないですか?」
「厳密に言うと頭を空っぽにする訳じゃないんですよ。

2カ所以上に意識を飛ばすんですよ」といったような記憶がある。
半年くらい前のお話である。

そのすぐ後に別の身体というのがキーワードになった。意識体?とでもいうのだろうか。
いわれた直後はさっぱりわからない。それも稽古を重ねていると少し宛わかってくる。

生身の身体ともう一つ別の身体を意識する。
さきほどの2カ所以上に意識を飛ばすことになる。

いい意味の分散となる。
一つの箇所を意識すると悪しき集中即ち居着きが生じやすくなる。

空気を乱さない

自宅から15分くらいのところにある、お気に入りの蕎麦屋さんがある。
ちょっと遠いが時々出かける。

全部お座敷で8畳間が四つかなある。
この日は鴨汁うどんを食っていた。

そこへ12人の団体さんである。
男性3人女性9人、和服9人いた。
部屋にはいるとおしゃべりしながらコートを脱ぎ始めた。

途端、部屋の空気が荒れた。
「召し上がっている方もいらっしゃいますので外で」とおかみさんらしき人にいわれて出て行った。

会社勤めのころ上司に教えてもらったことがある。
「入るときにはコートを外で脱いで入る方がいるから観察しなさい」

全体の2割くらいだろうか?脱いで入って来る方がいる。
それはそうだ。中で脱ぐと空気が乱れる。
寒いとき、コートを持ってで行こうとする方に「外は寒いですからどうぞここで」とすすめた記憶がある。

それでいくとお花を生けたり、掛け軸などは空気を落ち着かせる働きがある。
床の間などはない家が多くなっているようだが、あれは室内空気安定の場らしい。

さてこの団体さんは小唄かなんかのグループらしい。
8畳の間9テーブルが4つあり、その4つが互い違いというのか同じ方向ではない。

隣の席の背中側を見ることになる。さすがに皆さん正座をしている。
お一人最年長者、多分80代の男性のみはあぐらだった。

さて、見ていると隣の席の女性の帯が気になった。
ヨレヨレまでは行かないが、たるみがある。

あれは生地のせいか、着付けのせいなのか?
そしたら後ろ向きなのに見られていることに気が付いたらしい。
もじもじしてお尻に手をやったり、帯に手をやったりしていた。

もうお一人の方、斜め前の方の帯は上のラインが傾いていた。
折角、髪はバッチリ決めてきたのにと思ってしまう。

筆者は和服にはトンと縁がない生活である。
時々、街で見かけると「いいなあ」と思う。
身体が決まるというのか、やはり日本人には合っているらしい。

鼻水防止法ー2

「何十年も使い込んだ身体ですよ。
いくらやっても新品に戻ることはありません。

そして回復もそれなりに時間が掛かります。
そのことを肝に銘じておいてください。

一回のエクササイズで両手の四センチの違い、床上30センチが0になるほどのものは外にボクは知りません。
耳引っ張りも首の固定も、少しでもゆるみがあれば続けられた方がいいでしょう。
やった後でバンザイで確認できますよ。

バランスを整えるものは継続されることをお勧めします。
それとバランスが整ってすぐ戻るとお思いでしょうが、自己紹介トピにも書きましたが、一直線平行歩きをやらないと戻りやすいですよ。」

「耳引っ張りと首固定で、最初は変化に乏しかったのですが、止まりが早くなって来ました。
途中耳が熱っぽくなり、続いて熱で怠くなったような変な顔色になり、実際頬に熱が籠もる感じでしたが、それでも気付いた時に頻繁にやっていたら、今になって、症状が緩和されてきました。

鼻の止まりが早くなったのと、ちょっとムズムズして来ても我慢できる程度まで来ました。
まだティッシュが手放せませんが、兆しが見えてきました。有難う御座います。」

「内側が固くなっている大腿部を指先を伸ばしてチョンチョン突きます。
どちらが固いか?突いてみるとわかるでしょう。

膝上5センチまでとそけい部5センチはやりません。
これも30秒くらい。
やる前とやった後でバンザイをやって確認してください。

もう一つ別法。
足の親指の背中側、関節と関節の間を挟み、中央に寄せます。
左右両方とも、10-30呼吸。
これもバンザイでチエックします。

「鼻の報告ですが、ムズムズ来た時に耳引っ張りで大半治まるようになりました。大腿部つつきは「とまりそう?」までは行きましたが、治まりませんでした。」

「大腿部つつきは・親指背挟みも耳引っ張りに併用してやってください。
一直線平行歩きは忘れやすいです。
全部これで歩くと一番いいのですがどうしても忘れやすいです。
ある場所、例えば駅から自宅まではこれで歩くとか、一日に必ずやる時間帯を作ってください。」


鼻水防止法ー1

「ここ数年鼻水に悩まされています。鼻が異常に冷たくサラサラの鼻水が滝のように出る感じです。」という相談がミクシイであった。

「耳引っ張り、首筋はさみで鼻水止まるんですかぁ?
自分も悩まされてるんでさっそくやってみます。
自分は特に朝、晩がひどいんで。 」というコメントもあったし案外多いらしい。

「毎日、鼻水が出ているのでしょうか?
ボクが実験して効果があったのは『頭を固定して、耳を引っ張る』でした。
どこかに書いたはずです。前後左右上下あるいは捻りを入れるとか引っ張りまくります。

取りあえず各方向5-10回くらい。
最初は痛いかも知れないません。
その内に慣れてきます。
引っ張った直後は50%、1時間後には100%止まりました。

ボクの場合は急性ですし、慢性の場合はどこまで利くかわかりません。
OO さんの場合は身体がゆがみ固くなりそれが首筋を固くしているの源だろうと思います。
自己紹介トピのエクササイズをやってバランスを整えていけば解決すかと思います。
外にも鼻水を止める方法はありますがまずは耳を引っ張ってみてください。」

「鼻水は、毎日です。
記事を読んで、耳引っ張りと首を曲がる方に曲げて固定をやってみました。
しかし、あまり変化なしでした。
歪み調整はやった後良くなったり悪くなったりを繰り返してますが、それを繰り返して安定してくるのでしょうか?」


現況そっくり容認のワザ

語りの教室で、最近すばらしくいい声になった方がいる。伸びやかで潤いがある。
この方は太っていて身体がえらく固い。

稽古が始まる前に身体ほぐしの体操がある。
床に腰を下ろして足裏を合わせて、身体を前に倒すのもその一つである。

見ているとほとんど曲がらないといっていいくらいだ。
それでいてこれだけの声が出る。身体がやわらかいといい声が出るばかり思いこんでいた。

先生もそうだ。御年80歳で相当に固い。
固いのに、いまも衰えることなく更にいい声が出ている。教室の中では誰にも負けない。

下記の話もつながってくる。
「肩の痛みを治療したら脳梗塞になった人のことを聞いたんですよ。
私は五十肩、三回もやったので三回も脳梗塞の可能性があったのかもしれませんね」

「三回もですか?ゆがみ・コリは内蔵への影響を止めるために生ずるという説があるんですよ。
五十肩も可能性はあるでしょうね。それで合気の稽古は出来るんですか?」

「大丈夫ですよ」
「五十肩でも緊張が入らなければ出来るということですよね」

「緊張癖のある人がそういう質問をしてもあまり意味ないでしょう」
「????}

現在の状況をそのまま受け入れて余分な緊張を作らないということになろうか?
合気というのはそっくりそのまま現状容認のワザといえるかもしれない。


身体のゆがみは自分で直そうー2

「すみません。
説明不足でしたm(_ _)m

例えば[141]のコメントで、右足の倒れが大きく右膝が高いことから足関節捻挫があると判断した理由や、それに対するエクササイズで左右差が少なくなる理由などあればお聞きしたいです」

「膝が正面を向いているのに、足首から先は外を向いているということでしょう。
捻挫までいかなくとも異常に捻れていると見ます。

その調整に141では正座と両踵による床けりを書きました。
まず、床けりで股関節をゆるめます。

その状態で正座し、シンメトリー(左右対称)の姿勢にしてゆっくり呼吸することで調整されるのだと考えております。」

正座はただ座るだけで身体をシンメトリー(左右対称) にします。
筆者は膝を痛めて9ヶ月も痛みが取れなかったとき、合気の稽古を再開し回復したのも正座のおかげという解釈をしています。

正座も正確に決めるために両膝はつけ、親指を重ねます。男性は左親指が上、女性は左親指が上を原則とします。

そのままゆっくり呼吸をしているだけです。
姿勢が整えば呼吸は深くなり、呼吸が深くなれば身体はゆるんできます。
結果、ゆがみが取れてくるのでしょう。

筆者は股関節の左右差を重要視しています。それは股関節の左右差が大きいと骨盤は傾き背骨も曲がってくると考えているからです。床けりは比較的容易に股関節してくれます。



身体のゆがみは自分で直そう-1

ミクシイで「身体のゆがみは自分で直そう」というコミュニテイをやっております。

そこでの質問です。
「筆者の勧める体操で身体の歪みが改善される具体的な理論的背景などあればお話頂けたらと思います。」

「コミュの説明文に尽きます。
もう一度お読みの上に再度ご質問ください。」と回答した。


コミュの説明文

【身体の歪みはストレスの表れです。

「ストレスは外傷・中毒・寒暑・恐怖などの刺激に対して示す体内の反応」とあります。辞書によっては反応ではなく歪みと書いてあります。

歪み=ストレスです。身体がNO・イヤのシグナル、それが歪みと考えています。

身体の歪み→呼吸の変化→筋・骨格変化→神経・血液・リンパの変化→内蔵機の低下→運動機能低下→心理面変化→身体の歪み

でもよほど重症でない限り、容易に自分で修正できるものと考えています。】

具体的な理論的背景なんぞ必要なのだろうか?
やってみればすぐ結果は出る。

そのために具体的なチエック方法と手法がある。
自分でやって自分で検証出来る。

上記のサイクルはどこからでもスタートできるし逆転もある。
余分なゆがみがなくなれば身体はすぐ変わってくる。

壊しているのは大概自分なのである。


腰は気力と頑張りの出るところ

胸椎12~腰椎4 体を使っての頑張り
腰椎3~5 気力
腰椎5  頑張り

上記を教わったのは10年以上も前である。
合気上げの稽古をやっているとよくわかる。

受けのときはいい。
取りのときである。

別に合気の稽古をしていなくとも頑張りやさんは腰が固くなる。
何年前か「椅子が怖い」だったかな夏樹静子さんお本が話題になった。

意味不明の腰痛に悩まされ、心療内科医師の指示で仕事を一年休むことにして入院して治ったという顛末を書いた本である。

取りのとき、少しでもやる気を出すとすぐ相手に察知される。
相手はわずかな手の感触でわかる。

稽古を重ねてくると相手の状態がお互いによくわかるようになってくる。
最近のテーマは「腰の力を抜く」である。

特に筆者の場合、これまで書いてきたように腰の反りが深かった。
何もしていなくとも緊張状態だった。

それも大分改善したのだが、いざというとき反りが出る。
稽古のとき、相手に「そのまんま動け」とずいぶんいってきた。

「何もしない、そのまんま動く」これは身体の状態である。
心の状態でいうと「なにも考えない」

こころというのはコロコロとよく動くからこころというとか読んだことがある。
実際、いつもなにか考えている。

何か考えているときは、身体もなにかをやっている。
こころの動きを停止させるのは難しい。

稽古を重ねていると少しずつ出来るようになってくる。
心が先か、身体が先かはわからないが出来るようになってくる。

呼吸もいい意味で浅くなってくる。
不食という本が話題になったことがあるし不眠という本も出ていた。

エネルギーロスが少なくなってkれば次第にそうなってくるのではないだろうか?

ストレートネック用エクササイズー2

ストレートネックの方は身体が大変固くなっているようです。
これをゆめていくことが大切でしょう。

階段等、段差のあるところを使ってやるエクササイズがあります。
足先を平行に載せます。

息をゆっくり履きながら伸び上がり、息をゆっくり吸いながら踵を下ろします。
10回から30回くらい。

もし階段がきつい場合は床あるいは段差の少ない所でやるようにします。

やる前とやった後で立位体前屈で確認します。
数センチは余計に曲がるようになるでしょう。

首が問題なのになんで足なんだと思われるかも知れません。
身体はつながっています。
いい刺激ならば身体のゆがみはとれてやわらかくなってきます。

バンザイ検査でもチエックできます。
いろいろバンザイ検査のやり方はありますが、一番簡単なのを紹介します。
両手をゆっくり頭上に揚げて身体の正中線上で手の平を合わせて長さを較べるだけです。

いろいろなエクササイズはあります。
エクササイズより普段の履き物の方が重要です。

ハイヒール常用の方の多くが固い身体をしていらっしゃいます。
ミュールもそうです。ミュールですと浮き指になりやすく、やはり身体を固くします。

一旦、固くなりますと解きほぐしていくのは時間が掛かります。
焦らずにやり続けることが大切でしょう。




ストレートネック用エクササイズー1

「ストレートネックで日々悩んでおります。

自宅でできる、ストレッチや筋トレ等ございましたら教えてください。」

「身体の柔軟性を高め可動性を着けることが重要と考えます。
それには呼吸を使うと効果的でしょう
いくつかエクササイズがありますが首からいきます。

まず首を左右にゆっくり倒して倒しやすい方・倒しにくい方を見ます
倒しやすい方に息をゆっくり吐きながら曲げていき、息をゆっくり吸いながら逆方向に動かしていきます。
回数は10-30回くらい。

やったらまた左右にゆっくり曲げて変化を観察します。
強度と回数はご自分の身体に利きながらやってください。

同様に左右に回すがあります。
これも左右にゆっくり回して見て、回しやすい方・回しにくい方を見て呼吸を合わせてやります。

やるときの姿勢は正座が一番いいと思います。
膝は着けて足の親指、男性は左が上、女性は右が上にするのが原則です。
正座だけでも身体がシンメトリー(左右対称)になります。

足がつりやすい方は椅子でもいいですが、両膝はつけてやった方がいいでしょう。
お風呂で正座してやるのもいいです。

首の前後もやります。
首の後を左右から大きく挟み、軽く中央に寄せます。
そのままゆっくり呼吸をしててもいるのもいいです。

それに動きを付け加えます。
息をゆっくり吐きながら前に倒します。
息をゆっくり吸いながら戻します。
10-30回くらいです。

試された方は結果をご記入下さるようお願いします。
エクササイズをやったら必ずチエックを入れてください。

身体のゆがみが減少し、やわらかくなっていればOKです。
逆に固くなりゆがみが増大するならば、やり方が間違っているか、やり過ぎか?強すぎるか、エクササイズが合わないかです。

チエック方法として自己紹介トピの2の肩関節の左右差を見るバンザイ検査、3の立位体前屈でわかります。
身体が固いとわかりにくいかも知れません。でも、直に慣れてきてわかるようになるでしょう。


色彩の求心性・遠心性

「金の力・銀の力」という本を紹介したことがある。
金や銀は外のカラーに較べて特殊な作用を持っていると著者はいっている。

筆者は求心性・遠心性の観点で見る。
黒テープを貼って座骨神経痛らしき症状を回復させたことがある。

最近また左股関節周辺に痛みが出る。激痛ではないが動き始めが不自由である。
黒のテープを二週間くらい左足首の廻りに張る付けた。

このときは内側は張らず前・外・後側 だけにした。
筆者の場合、O脚である。外側は上下に伸び、内側は逆方向に縮んでいるからそうした。

これで8割くらいは取れた。また黒テープを貼ってもいいのだが、今は100均で買った手首用の黒のサポーターを左足首につけて実験中である。

幅というか長さの問題がある。どこかで境界があるはずだ。サポーターは7センチくらいはある。幅を詰めていくと調整作用が消えて、更に詰めると効果が逆転する。

先日、銀の指輪を見せてもらった。厚みのあるきれいなリングだった。

持ち主は左手の小指にはめていたが筆者は右手の方が合う。
Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・・・・という数字が入っている。

その時、文字の向きを意識しなかったが爪の方を上にしたような気がする。
逆向きにすると左右逆転したかもしれない。

それと数字の位置あわせもあるという。どうも?が表側 になるらしい。
数字が入ることで方向性が生まれた。

リングの幅や厚みも影響するのかも知れない。
薬指だと逆になるかも知れない。



靴がよくない?

ミクシイの昨日の日記である。
『「靴はよくないですよ」

「いい靴ががなかなか見つからない、という話はよく聞けけど、靴を全面的に否定したいい方は始めてですね」一直線平行歩きをやっていて足の感覚が目覚めてきて、靴がよくないことに気が付いたという。

和服・着物のこだわる方は何人かしっている。
そういう方は間接的に靴を否定していることにはなる。

靴だけをかくも正面から否定した表現は始めてである。
鍼灸師の方である。

ここまで靴が普及しているとその全面否定の脳にはなれないだろう。
だいたい靴で足の感覚が全く麻痺状態になっているから足のことなど思い浮かべることもない。

あげくは外反母趾・膝痛・腰痛になって始めて少し意識を振り向けるくらいものだろう。
外反母趾で3回も手術をして前より悪くなったという方もいた。
かくいうボクにしても親指は外反し、小指は内反している。

この間まで草履だったので足の感覚は少しはマシになったような気がする。
だが指一本一本の感覚はまだない。』

Aさんおコメント
「靴には靴を履いて暮らす身体文化や様式があり、草履や下駄の文化もあり、優劣善悪ではなくて、要はそれにあった身体運用をできるかどうかだと思います。

合気と同じで、優劣善悪で見るとおかしなことになりますよ(笑) 」

筆者「多くの方は足の感覚が麻痺しているというかもの凄く鈍くなっています。
いい・悪いを論ずるまでいっていないでしょう。

悪いものもそれなりに使いこなすことも必要でしょう。
しかし合わないものを使いこなすのもムダな努力のような気がします。」

Bさんのコメント
『靴屋にてお客さんに「パンプスはだいたいよくないんですよ」と言っただけで「なんですって!?」みたいな顔をする女性もまだまだいっぱいいます。全部ダメっていうんじゃないつもりで「だいたい」って言葉をわざわざ入れても、関係なし。

こちらにとっては身体のこと考えてみたら当然で、ほんとは「全部やめたほうが」って言いたいくらいなんだけど、「大体」であろうがパンプスがダメだなんて、あちらにとっては論外なことなんです。

相手の「脳」の状態(優先項目分布図とか)をできるだけ念入りに想定しながら言葉を選ばないと、こちらの言いたいことがなんにも伝わらなくなっちゃいます(トホホ)。でも、その想定の精度が高ければ、伝わることもちゃんとあります。』

Aさん
「良い悪いとかじゃなくて、まずは靴を文化が何故生まれてどういう歴史的を辿ってきたかまで想いを巡らせないと・・・

身体感覚が鈍ってるのもそれが良い悪いではなくて、それがどうゆう状況から生まれてどうゆう問題を引き起こしているかという、客観的な視点とそこからの改善策を導き出す必要がありそうです。

"一つの要素に全ての原因を還元するのは危険です。" 」

筆者
「靴に対しての全体論
日本人の靴に対しての適応論
ハイヒールが履きこなせるかという身体論・技術論
個別相性論

等々、切り口はいろいろでしょう。
日記に書き落としたのですが、踵が付いているのは自然ではないというようなことから話が始まりました。」

合気道でいう呼吸法というのは?

ミクシイで合気道のコミュニテイがある。

そこのトピで
「呼吸とはなんですか?」
「気とはなんですか?」
そして、「呼吸と気の関係は?」

漠然としすぎているという突っ込みがあって下記に変わった。

「合気道でいう呼吸法はどのように定義できると思いますか?」
「気はどのようなものだと思いますか?」
それをふまえて
「呼吸法と気の関係はどのようなものでしょうか?」

筆者のコメント

「呼吸と呼吸法ではえらく違ってきますよ。

合気道でいう呼吸法では最後にやる正座をして両手を取られての動作というイメージがあります。

それだと大東流でいう「合気上げ」に相当すると思います。

気についてもいろな考えがありますが、取りあえず相手と自分との関係性、場の空気等とします。

合気道でいう呼吸法はそれらを感じ取る稽古かなと。]




合気とは?

11/17の日記である。

『右という字にも左という字にも助けるという意味がある。
誰かが書いているのを読んだ。
確かにそうだ。

うすらぼんやり、個々には知っていた。
辞書で改めて確認もした。

右は「助ける」
左は「佐ける」

助けるは「力を貸す」
佐は「補佐をする」

右利きが多い所為かもしれない。

二本足で 直立するようになって人という字が出来たのは間違いないだろう。
二本足で真ん中に立てていればゆがみは出ないはずだが、多くの方はゆがんでいる。

力が抜けて来るに従い、真ん中に立てるようになってくる。

その真ん中の意識も消せといわれている。
それが合気であると。』

左右の外に前後もある。
人間は身体の構造(逆L字状)からしてやや前傾になるし、性格的せっかちな方は更に前傾する。

この前傾姿勢もも脱力が進むとほどよい地点に落ち着いてくる。
力み・緊張・コリ・張りが抜けていく。

先日書いた内圧一定・等圧の身体になってくる。
もう一つのキーワード「腰の力を入れるでもなく抜くのでもない」の状態になってくる。

「なにもしない身体」といういい方もある。身体がそうならば心理面でも「何も考えない」「脳を空っぽにする」ということにもなる。

だが、ヒトの先祖が水中生活に別れを告げ上陸を果たした。
さらに4足歩行から二足歩行へと反自然へと歩き続けている。

「万物の霊長」などといっているが、反自然行為の結果でありそれを進化といっている。
脱力・浮き身・合気というのは自然への回帰ということになろうか?


クンバハカを教えてください

ミクシイでの質問である。
天風会で教えている「神経反射の調節法」天風式クンバハカについての質問である。

筆者のコメント

「ボクが参加している合気のグループがあります。
合気道ではありません。
合気にはいろいろな考えとレベルがあります。

そこでいわれているキーワードに内圧一定・等圧というキーワードがあります。
革袋に水の入った状態、水素ガスの入った風船を想像して頂けるわかりやすいかと思います。

風船・革袋は気体・液体になります。
固体でいうと純鉄立方体でしょうか?

天風先生がクンバハカを会得された冷たいに水の中であったというのは、固体レベルと考えます。

古い話です。寒中、合気道の稽古を終えて冷水シャワーを浴びていたときは確か固体の感じでした。

コリ・張り・ゆがみが大きければ内圧一定・等圧にはなれないということは、すぐご理解頂ける話でしょう。

天風先生の仰った「肛門を締め上げる・下腹部に気をこめる・肩の力を抜いておろす」も方便に過ぎません。

これは固体レベルではこの表現でいいかもしれません。

しかし、ここに止まっていては液体レベル・気体レベルには行くことは不可能です。

まず固体レベルをマスターし次なる世界を目指したいものです。

素直な身体・リラックした身体ー3

「肛門を締める」でクンバハカについて書いた。徳利に水のいっぱい入った状態というのがある。内圧一定、等圧の身体である。

このクンハバカについて面白い話がある。
気の研創始者が質問をしたそうである。

「先生はいつもクバハカをやっていらっしゃいますか?」
「やっていないよ、いつでも出来る状態でいる」

これは合気上げをやっているときの受けを取っているときの感じに似ている。

人間の身体の70%は水分といわれている。
素直な身体・リラックスした身体であれば水分は均等になるだろう。

水準計がある。水泡が真ん中にあれば水平と見る道具である。数年前人間の鳩尾部分にそれがあると考えたことがあった。だが、ものにならず思いつきのみで経過してきた。

歩きながら、語りの練習をやっていると鳩尾部分に違和感がある。間もなく消えるのだが消えにくいときもある。語る物によっても差がある。語る内容によって身体が変わる。

変わっていけないのに影響を受ける。影響を受けると等圧ではなくなり鳩尾に力がはいるらしい。
当然、歩いているときの姿勢も影響する。歩いていてもゆがみの出にくい身体になってきたものの、まだ使いこなせていない。旧来の悪しくクセが顔を出す。

語りの場合は自分自身が相手である。力みが出ればその分、声の響かなくなるし、思いが声に表現されにくくなる。

合気の場合は生身の人間が相手であるからして更に難しくなる。余計な力が抜けたら思い・意識の力が動きに表現されると考えている。


直立二足歩行の原点

「ヒトは喰われることによって進化した」という本があった。「Man the hunter(狩猟するヒト)」から「Man the hunted(狩られるヒト)」という視点で書かれている。
それはそうだろう。

天変地変によって樹上生活からサバンナに立った人類は肉食獣の格好の標的だっただろう。

力は弱く動きも俊敏とはいいがたい。
北極熊は体重600キロもあるが100メートル7秒で走るという。

人は子羊のOOとかいって賞味する。同じように肉食獣にとってヒトの幼児はご馳走だったであろう。

以下、7年前にHPに書いた中からの引用である。
「立つ力と重力とのバランスが肝要となる。大事なことは背骨を真っ直ぐにすることである。そこでヤジロベイの原理が働く。

左右、前後のバランスが調えば疲れにくいカラダになる。人体が完璧に機能する。人は直立二足歩行を選んだ。直立して二足歩行は人のみである。人としての原点である。

言葉の獲得、脳の発達、道具の使用等みな直立二足歩行を選んだ結果から生まれたのである。食物が豊富で身の危険に晒されることの少なかった樹上の生活から草原での生活を余儀なくされ、外敵に対して体を大きく見せ脅すためであるとの説がある。また虎やライオン等の猛獣を早く発見して危険から逃れる為であるという説もある。

危険から逃れるためもあるが、地上にあって食料確保のため歩き回らねばならない。五キロもある頭を持って人は一番負担を軽くする直立二足歩行することを選ばざるを得なかったと推理する。ライオンだって全力疾走は短い、一瞬である。

牛や馬だって人ほどに走り続けられない。四つ足の動物の首は太くなければ頭を支えられない。牛や馬の首を見るがいい。実に太い。

お猿さんの首は他の四つ足動物に較べれば首は細い。ヒトは食べ物を求めて草原での生活は直立二足歩行でなければ重い頭を支えて疲労困憊し、生きていけなかったことであろう。

世界遺産となったタンザニアのセレンゲテイ国立公園はマサイ族のことばで「果てしなく拡がる草原」を意味するのだいう。ヒトか猿かわからない頭骸骨が発見されてはてどっちのものかとなったとき、判定基準の一つか頭骸骨と背骨をつなぐ穴の位置である。真ん中にあるのがヒト、後ろよりにあるのが猿である。

飛脚や人力車の車夫は一日中走り回るのを商売とした。それも直立二足歩行であるが故に可能だったのである。42㎞も走り続けるマラソンを作り出したのも人間である。が故にである。因みに競馬での最長距離は確か4100メートル、それも年に一回のみである。」

手首・足首はやわらかく

右手中指がようやくゴキゴキいわなくなってきた。左手中指はまだゴキゴキいっている。

中指がゴキゴキいうようになったのは昨年のガチンコ稽古の結果らしい。
一度固めた身体はガチンゴ稽古をやらないようにしてもなかなか簡単に戻らない。

まあ先日書いたようにゆがみが出ないような歩き方が出来るようになったので、これが継続すればほぐれてくるかもしれない。

手首が固いのはずいぶん昔から固かったし、中指のゴキゴキでで更に固くなっていると自覚させられた。たいてい手首・足首の固いことは認識しない方が多いだろう。

それで手首のストレッチを始めたのだが固いこと固いこと、気持ちゆるんだかなあという感じである。
それで右手の中指の方がゴキゴキいわなくなったらしい。

右手は手の平を膝の上に置いて反らせるようにしている。呼吸をつければ反らせるとき息を吐きながら、戻すときは息を吸いながらになる。

右手が特に固かったので右手を多くやってきたから右手中指のゴキゴキが先に消えたようである。

左手は甲側を膝の上に置いて手首を内に曲げる方でやっている。右手と同じようにやるとしたら呼吸を逆にする必要がある。

身体の左と右では身体の使い方が逆になっており、それに呼吸が関連している。

同じようなことが足にも起きている。
跪座(きざ)で踵がつかないのは?で書いたように左親指が固い。

これを書いたのは一年前だが一向に進展が見られない。
左親指もやらねばなるまいと始めた。

足の左親指を呼気で反らせrて吸気で戻すということになる。
右親指は外反しているのでその分やわらかい。

食物の陰陽表

食物陰陽表






食物の陰陽表というのがある。マクロビオテイックの普及団体である日本CI協会で作られた。
桜沢如一の陰陽論はわかりやすく使いやすい。おそらく頭が冴え渡ったときにまとめられたのであろう。

表ででは左を陰として右を陽として食物を陰陽の序列にしたがって配置してある。
陽性食品を食べると体をあたためる、体を締める、動作が速くなる。陰性食品を食べると体を冷やす、体をゆるめる、気が長くなる、動作がのろくなるとされている。

この表は一応の目安であり、自分の現在の体質によって摂るものは変わってくる。だがこの相対的な考えが難しいらしい。

自分との相性という見方が重要である。
例えばコーヒである。筆者はひどい冷え性になってコーヒを一時止めることで解決したことがある。
さすがに、やたらにコーヒを飲むことはなくなっている。

しかし、自分に合うものならば摂っていいはずだ。自宅ではコーヒはジャマイカ産のブルマンを飲んでいる。食品スーパーで筆者との相性をチエックして購入をしている。真土不二の原則には反する。

感度というかセンサーがまともならば自分の体質に合うものはわかるはずだ。
体質が変われば、自分にあう食物もまた変わってくるのは当然だろう。




素直な身体・リラックした身体ー2

「胴はただ常に立ちたる姿にて、退かず、掛けからず、反らず、屈まず」

前に書いた小笠原流の道歌である。その通りであるがこれがわかる、身体でわかるには時間が掛かる。体感で納得する必要がどうしても必要である。

その体感も余計なものかもしれないが一度は通過しなければならないものだと考える。
意識せずしてそうなる、これが理想である。

人の身体は二本足で立っている。不安定で常に揺れ動いている。その中にあって揺れ動く範囲が限りなく小さくなっていく状況が望ましい。

そういうときは呼吸が限りなく小さくなっていると思われる。呼吸を意識せず、ほとんど呼吸しなくてもよい状態である。

二年くらい前かな、そういう状態に近くなったときがある。だからそういうお話を聞いても納得できた。
たいてい大きな呼吸をやって空気を沢山取り入れなさいという。一般的にはそうであろう。

だが素直な身体・リラックスした身体になれば大きな呼吸は不要となってくる。

筆者は一直線平行歩きを勧めている。これを続けることで身体のゆがみが取れてくる。背骨の曲がりでもたいていは10メートルも歩けば取りあえずは真っ直ぐになる。両足を前に向けて平行に歩いた方がいいですよといっている。

筆者自身、何年も続けてO脚改善にも効果があった。力みのない身体・バランスの取れた身体を目指してやってきた。

上体の影響で下肢の負荷が変わってくるし、その逆もある。上体の力が抜けてくると足への負荷が平均化されてくる。そうすると足をわざわざ平行にしなくとも、ゆがみが出にくくなってくる。

呼吸を意識しなくともよい状態のときは、足の方向も意識せずとよい状態であったと思われる。この状態で合気の稽古の臨みたいと考えている。だがこれは相手との関係つまり人間(ジンカン)である。
相手と向かい合って虚心平気になれるかどうかである。



素直な身体・リラックスした身体ー1

運動は三つのレベルがあると考えている。

一つは単位運動不足解消のために運動・体操を行うレベルでる。
二つ目は身体のゆがみを解消し柔軟性を取り戻す目的で行うレベル。
三つ目は二つ目の目的をも含み更に洗練されたレベル。このレベルになるとイタキモ(痛いけど気持ちいい)もストレスになる場合がある。

上記は一月くらい前に書いた文句である。
二は呼吸と密接な関係がある。
三は呼吸と直接関係せず、あるだけというか存在するだけでいいというレベル。

古武術で順体ということばが存在している。内容は知らない。
知らないが筆者は素直な身体・リラックスした身体と考えている。

身体が素直ということは心身不二であるからして心も素直である。
だが、そういう身体というのは稀である。

リラクゼーションということばはある。だが本当にリラックスした身体は極めて少ない。
筆者はこれまで腰の反りを気にしてきた。
腰に反りあると連動して胸も緊張して、固い身体になりやすいと書いてきた。

だが、筆者が合気上げをやっている動画を見ると腰の反りは出ていないし、スムースにこなしている。
やりやすい相手だと腰の反りを出さないでやっている。

強い相手・やりにくい相手だと腰を反らせてやっているらしい。
だがそのときは自分の身体を見る余裕がない。

時間・空間の制約を受ける生身の身体と四次元的な心というか意識体とでもいう存在がある。
腰の反り調整という生身の身体にに働きかけるアプローチがある。
それとは別なアプローチがあってもいい。あるはずである。

時間・空間の外に人間(ジンカン)がある。意識せずにお互いが影響し合って存在している。

一のレベルの人は二あるいは三のレベルの話を聞いても理解できないし、二のレベルの方は三のレベルの話を聞いても入ってこない。

日本語であるからしてことばや文字はわかっても身体に表現することが出来ない。
表現できたとしてもそれは一時的でありその場限りということになる。

筆者は自身腰の反り調整と取り組んできて、ある程度目途がついてきた。
自分の身体のクセ・生活習慣を変えるのは実に時間のかかるものである。

調整してもらってもすぐ戻るのですが?

身体を調整してもらってもすぐ戻るのですが?という質問である。

前にも書いたが筆者も膝が痛くて治療を受けたことあった。
痛みは消えたが駅に向かって歩いている内にまた痛くなってきた。

そのとき下手くそ!と思ったがこれは治療師というより自分の問題が大きい。
自分の生活習慣である。

生活習慣病ということばがあるが三大成人病だけが生活習慣病ではない。
多くの病気や障害が生活習慣から来ると考えられる。

操体法では「息・食・動・想・環」という。筆者は「心、身・息・食不二」という。

ウオーキングで身体を壊す方がいるしヨガで壊す人もいる。ちゃんと指導できないのも問題だが、それ以上に受け取る側の問題だろう。

いわれたことを鵜呑みにしてやっていいわけがない。自分の身体である。
自分に合うようにやればいいだけの話である。

生活習慣のなかで姿勢と歩き方が大切だが、なかなか修正が利かないし実行しつづける方は少ない。ほんのちょっと歩き方を変えるだけで背骨の曲がりは取れていく。

食も重要である。美食・飽食の時代である。だいたいが食べ過ぎである。
少食で過ごせば身体は健康になってくることが多い。

南北修身録を紹介した。『食は命なり運命なり』とする。あれは希代まれな名著であろう。

酒肉に耽るものは・・・・・という文がある。
江戸時代肉を食っていたのだ。無論いまの何十分の1だろう。

南北自身も酒好きだったらしい。
だが一日一合だったかな、決めた分量以上は飲まなかったという。


爺腰

礼法教室で超辛口の先輩がいる。11/6その先輩からベタ誉めされた。
ピンとこない。「今までの中で一番いい。男性では始めてだ」という。

大変厳しい見方をされる。虚弱児童だったとかで体感覚がシャープで人の身体がよく見えるらしい。

「自分では自覚はないですか?」
「イヤないですよ。ただ前回・前々回からか腰の辺りが伸びたというか丸くなったような感じです。
手技研では年寄りじみて来たといわれるでしょうね。」

書いていて思い出したのは「爺腰」ということである。
4年前に合気の稽古を始めたときさよくいわれていたキーワードである。

どうやらやっとその状態に近くなったらしい。少々背中が丸くなって腰の力が抜けて来たらしい。
ことばは理解できてもその状態になるのが難しかった。これまで身体に染みついたクセを入れ替えるというのは時間が掛かる。

年を取れば取るほど難しくなる。まして会社つとめの方は自分の思うように動けないことが多いからガチガチの身体になってしまうだろう。

特に筆者の場合、腰の反りが大きかった。爺腰とは反対の腰である。
あぐらならばまだマシである。

正座で爺腰つまり腰を緊張させない姿勢になれなかった。
それが少しは出来て来たということである。だが立つと、まだ腰に反りが出やすい。

大分前、一年くらい前かな、稽古相手のOOさんが小さく見えたことあった。
人が大きく見えることは何回かある。陰が薄いという方もいた。

だが小さく見えたというのは始めてだった。身体がまとまってくるとそうなるらしい。
いい意味である。どうも筆者の身体も先輩にはどうもそう見えたらしい。

左・右側臥位でゆっくり呼吸

エイトスター季刊誌に「息楽健康法」というタイトルで原稿を書いている。
「立」「座」「歩」と書いてきて4回目は「寝」である。

「左または右側臥位ゆっくり呼吸」を入れる積もりで書いた。
 
「左または右を下にして横になるだけです。
右を下にした方が楽に呼吸できるか?左側を下にした方が楽に呼吸が入るか?で選択します。
そのままゆっくり呼吸をしていると身体のゆがみが取れてきます。

これもバンザイ検査あるいは立位体前屈でチエックが出来ます。
特にぎっくり腰で身体を動かしづらいときにお勧めです。

普通ですと右利きの場合は右に重心が傾き右側が固いと考えられます。この場合は左側を下にした方が息が入りやすく、左利きや、心臓や左肺などに問題のある方は左半身が固くなっているはずです。多分その時は右を下にした方が楽と思われます。」

上記のままでもいいかと思ったものの、書いている最中に発見があった。
横になって重ねた膝の位置によって身体の反応が違う。上記は膝を重ねる前提である。
上になった膝を前に出すか・少し引っ込めるかで骨盤の角度が違ってくる。

そうするとバンザイで左右差が出たり出なかったりする。
左右重心だけで見ると間違う場合も出てくる。

左また右の側臥位で呼吸の楽になる方を選択するのはいい。
だけどいつもその姿勢を取るかといったら違って来るだろう。

まあ、その都度チエックをしてやってくれればいいがチエックのときと本番のときのズレで効果が逆になる可能性がある。

気楽にやれてお勧めだと思ったのだが、今回は掲載を見合わせることとする。
でも身体が辛くなってくると自然とやっているようです。
お勧めした方は「それやっているよ」と仰っていました。


丸ごと自分

1年くらい前かな、どこかのページに書いたことである。

今、一番気になっていること紙に書く。そしてそれを身ながら立位体前屈を行うとスーっとやわらかなる現象がある。

当初、不思議だった。
紙に書くということで現状を容認する姿勢が潜在意識は歓迎しているのであろうか?

ここがダメだとか・これは自分の欠点だとかの考え方は自分を否定していることになるらしい。
これでいくと欠点修正法は限界があり伸びやかさに欠けることになるだろう。

やり続けることは自分をいじめていることにもなってくる。
欠点を何とかするする方はあまり固執せずに早々に切り上げた方がいいということになる。

欠点も長所も丸ごと自分と認める。あるがままの自分をそのまんま受け入れる。
つまりは早い話、欠点なぞはほっぽって置く方がいいらしい。

山登りをやると登るにつれて見える風景が変わってくる。
遠くまで見えてくる。

身体がやわらかくなってくると見えるものも違ってくるし、受け入れ容量もその分増えてくる。
身体が固いということはそれだけ否定的な部分が大きいということかも知れない。



重心クセの調整

ミクシイに書いた本日の日記である。

「10/19  左 87-140  80-119
      右 77-116  85-129

10/31  左 95-147  85-127
      右 90-136  92-152


この数字に大きなショックを受けている。

一回目と二回目は時間は経っていない。
経っていないどころではなく、一回目を測定し続けて二回目を測定している。

ブログでは「居着く」ということで解釈した。
長年の悪しき習性はしょうがない、直そうと思ってムリだと諦め掛けた。

だが今朝、ふと思った。
これを利用できないかと。

多分倒しやすい方に倒してやれば身体は自動調整するはずだ。
ボクの場合は右前重心であるから、右前に身体を倒してやれよい。

やってみると当たり!!
瞬間、バランスは回復する。

歩くときも右前を意識することで身体の調整には役立つと思われる。
合気上げのときにも応用が利くかもしれない。」

だが書いて直ぐ思った。
腰の力が絡んでいる。

腰の力を抜いたらどうなるか?
抜けば当然ながら影響はなくなる。
合気の稽古で散々腰の力を抜けといわれている。

腰椎は気力を出すところ、腰椎の五番は頑張りの大本である。
健康で頑張って生きている方にとっては、腰の力を抜けということは大変に難しいことには違いない。

長年頑張って生きてきた方は腰がガチガチに固まっている。
腰の力を抜いた状態がどういうものか理解も出来ないだろう。

腰の力を抜くといってもヘナヘナになることではない。
骨盤の角度が影響するがその角度にすると考えると違うものになる。

筋力の片寄りがなく、等圧な身体とでもいったらいいかもしれない。
力を入れる出もなく抜くのでもないといったらますますわかりにくくなることだろう。

茶筒は床面と平行の方がいいです

筆者の勧めているエクササイズの一つに「茶筒」というのがある。

やり方は簡単である。
まず立位体前屈をみて、両足平行にして立ちます。
茶筒のお茶を詰めるとき、沢山入れてトントンやる感じです。

足裏を床につけたまま上体を小刻みに上下に微震動させます。
30秒くらいやって前屈を見ます。
当初より深く曲がればOKとしている。

一日中立ち仕事の女性で、夕方になると足首より下に痛くなり困っているという。

それでこの女性に茶筒を教えた。
「茶包のイメージでしてみたらポカポカしてきて、前屈してみたら床上10センチから5センチでした。」
ということで利いているらしい。

ならばお昼休みやトイレでちゃっていれば夕方の足の痛みは防げるかも知れない。
と思ったのだが5センチのヒールということである。

5センチのヒールでも、やったら身体がやわらかくなるかどうか?
やわらかなるようであれば、やればいい。

だが筆者の実験では×である。
できないことはない。ウンと後重心でやればいい。

原則茶筒は靴を脱いで床面と足裏平行の方がいいと思われる。
だがヒールをはき続けた女性の場合、足先が伸びている女性ならば5センチヒールでもOKかもしれない。
それは実際にやって試してもらう以外にない。



血圧が高いとき、有効かもしれません

先日書いた左右の血圧はショックだった。
こんなにも左右差が出るのかと思った。

身体のバランスとかゆがみとかいってきた。が、思いの外左右差は大きい。
それがかくも如実に血圧にに出るとは?
何十年も生きてきた結果ではあるがショックだった。

今朝、布団のなかで思った。その原点らしきものに思い当たった。
それは若いとき、部品管理の仕事をやっていたことである。

いろんな金属部品を木箱に入れて倉庫み出し入れをやっていた。
相手は主に鉄で作られた部品である。
台車も使ったが蕎麦屋の出前持ちみたいにして運んでいた。

それで極端な右前重心となり、右手は固く強くはなったらしい。
手首のストレッチのとき右手と左手では呼吸が逆なる。
右手は手首を反らせる方が呼気となる。

右肩を何回も痛めているがそれもこの右手首の固さに原因があるらしい。
右肩が故障すると左股関節がつれションではないが連動して影響をうけるらしい。
上肢起因説も頷けるものがある。

手技の勉強をしているとき、足や手の親指を一回ゆっくり回すだけで全身のバランスを整えるワザを見せられてビックリしたことがある。

いまは条件が整えばそれほど難しいことではないと思っている。
人間は一カ所刺激すればその波は全身に伝わるものである。

血圧の高い方は、左・右側臥位を試して低くなる方を日々の生活の中に取り入れたらいいかもしれない。
身体のバランスが整い呼吸も楽になる。

それと腹式呼吸である。
先日のミクシイの日記の転載。

「お腹に全血液量の1/2があるといわれている。
横隔膜の動きでこの腹部血流が動き全身の血流がよくなるという知識はあった。
だがあまりやってこなかったし人にも勧めたことはなかった。

お腹は固い。
固いということは血流がよくないということだ。
いままで腹式呼吸をやったことはあったが続かなかった。

寝際にゆっくり呼吸をするだけで、姉の身体がさまがわりしたので、もっぱらこっちを勧めていた。

ところがこの前ある腹式呼吸を主とした個人セッションを体験したとき、ふくらはぎの圧痛が消えていた。
ふくらはぎには触っていない。
改めて腹式呼吸を認識した。
人にも勧めようと思った。」


左耳が聞こえづらくなりました

「今、私は左の耳が塞がったような感じで、耳鳴りもあって聞こえづらいんです。
薬を処方してもらっても効き目は今のところ無いんです。

ひとつ気になってるのは、顎関節症があります。カクカクいってます。
もしかしたら関係ありますか?」
 
「首が固くなっていませんか?
首が固くなると首から上の症状、目・鼻・耳・歯等々いろいろでて来るようです。

顎関節も関係あるでしょう。
頭を左右に倒してみてください。

倒しやすい方の後の首筋を挟みます。
親指は手前で他の四指は後です。

大きく挟んで圧は指がすべらない程度の圧です。
親指を曲げないでやってください。

次は噛み合わせです。
大きく開く方と開きにくい方があるはずです。

割り箸を右側と左側で噛んで実験してください。
割り箸を噛んだ状態で左右どちらが前屈で深く曲がるか? を見てください。

よく曲がる方で割り箸を噛んで30回くらいゆっくり呼吸をしてみてください。」

「ありがとうございます。
右で噛んだほうが深く曲がります。

右で噛んで呼吸してみます」

左右の血圧

10/19  左 87-140  80-119
      右 77-116  85-129

10/31  左 95-147  85-127
      右 90-136  92-152

上記はボクの血圧である。
左側が初回、右側は2回目の測定である。
10/31の血圧が高くなっているのは気温の低下が影響していると解釈出来る。

だが初回と2回目でなんで20ポイントも差が出るのか?
器械がおかしいのではないかと思った。
左右差が大きくなるのは何故か?
すぐ答えは出なかった。
夕方になってそうか!!と答えが見つかった。

右は2回目は高くなり、左は2回目が低くなっている。

合気上げのとき、正座からあぐらに変えた直後は利きがいい。
OOさんにいわれてやってみたら利いた。
彼はそこまで見えるようになったらしい。

1-2回はいいがじきにまた利きが悪くなる。
武術では居着きを嫌うが、居着くということは普段の悪しき習性が顔をだすのであろう。
ボクは右前重心とわかっている。落ち着くに従って右前に身体を傾けるクセが出るらしい。

筆者の場合、左側臥位で身体のバランスが回復する。
聞いてみると、身体が痛いときは自然に痛みの出にくい方で横になっているらしい。

旧軍隊では「息子とタマタマは左に入れておけ」が一番最初に教わることだったという。
わずかな重量が身体のバランスを左右するのであろう。

手技では男性と女性でワザの掛け方逆にやる場合が多い。男性は右から女性左からが多い。
小笠原流礼法では正座の時男性は左親指を上にし、女性は右親指を上にする。
女性は知らないが筆者の場合は身体のバランスが回復する。