24時間戦っていましたー1

「呼吸が大きくなっていませんか?」
「???、最近はあまり意識していませんが」

「涼しくなって気圧が高くなると、余計に吸うようになるんですよね」
そでピンときた。

一昨年、急性盲腸炎になった後、過呼吸に悩まされた。
今回の左座骨痛もそれだ。

「過剰防衛ですね、アトピーと同じ」といいながら左首筋に触った。
ピーンと張っているのがわかる。

9/29のぶつからない力の稽古のときの会話である。普通は大きな呼吸・深い呼吸をして沢山の酸素を取りいれようということになっている。

これは酸欠症にはよい。ところが酸素が足りている人には、酸素が悪さをする。酸素が足りている方というのは、のんびりやさんや悟った人、運動をあまりしない人もそういうときもあるだろう。それと季節変動に身体がついて行っていない人にも起こるだろう。

普通、呼吸は延髄の呼吸中枢でコントロールされているはずなのだが、季節の変わり目なんかはバランスが乱れるらしい。

大分古いCMに「24時間戦えますか?」というのがあった。
24時間呼吸オーバーならば身体はどう対応するか?というと、身体を固くして呼吸制限を加えることになる。24時間緊張が続けば当然固くなり、さらには痛みも発生するだろう。

それが筆者の座骨痛となったというのが今回の筆者の推理である。勿論、他の要素とのからみもあって左座骨となったと思われる。



緊張が伝染する

9/24 呼吸塾定例会、個人セッション
30代の男性、3週間前に滑ってギックリ腰になったという。

検査をして仰臥位、季肋骨に指を添わせる。
なかなか呼吸が上がってこない。普通、手を当てていると呼吸がゆったり大きくなってくるものであるが、お腹あまり動かない。

どうも緊張癖があるらしい。これでは利きがわるいだろなあ、と思いながら施術を終えて検査した。検査はOKである。

「腰の具合はどう?」
「あ、いいです。ほぼ取れました」

「緊張タイプですね」
「そういわれます」
「なかなか呼吸が深くならなかったよ」
「いつも呼吸が浅いんですよ」

「いまは身体がやわらかくなって背骨も真っ直ぐになっているけども、普段の歩き方に戻すとすぐまた戻るよ。試しにやってみようか?」
「イヤいいです」

そこで一直線平行歩きを普段心がけるよう伝えた。
畳みの縁の上でやらせると、慎重になり歩きがやけに遅い。

「もっと早く、もっと」と普段のスピードまで持って行く。
「そう、そう。普段それで歩くといいよ」

時間がまだあったのでここで水平手の平合わせをやった。このワークは脱力させてリラックスさせるにはもってこいである。

最初、お互い向かい合ってこっちの両手の平に受け手の手の平をのせてもらう。

緊張しているから軽く上下にゆすって力を抜かせる。
「もっと力を抜いて、もっと」と誘導して出来た。初めての体験でもうまく誘導すると出来る。

今度は逆に筆者が受けてに回るとできない。こっちがことば掛けして力を抜かせようとしても抜けない。いつもその姿勢で荷物の運搬もやっているので力が入るらしい。

肘を90度にさせるのだが、下に降りていく。それでいて緊張している。安心して手を載せていられない。彼の緊張に伝染している。

まるで透明な飴を頭から被った様な感じだ。
向かい合うとお互いに影響し合うものだ。だがこちらが緊張させられていては練習にならない。

帰りの電車は途中までいっしょである。乗換駅で背骨を見ると大丈夫である。
かなり意識して歩いてきたらしい。
「さっき、一直線で歩くのを忘れているときもありました」

これならば多分、毎日やるだろう。


腰痛になったらお試しください

「腰が痛くなったらカエル足」と題して、以下の文をミクシイの「身体の歪みは自分で直そう」のコミュニテイに書き込んだ。9/12のことである。

「大分涼しくなりました。
この前まで猛暑、34度以上の日が続いたと思ったら、
24度くらいとのひがつづいています10度以上も低い日が続いております。
ギックリ腰が増えるだろうなあと予測はしています。

そういうとき、カエル足を試して見下さい。
仰向け両足少し引き寄せます。
両足が平仮名のくの字状ですが、左足が半足短く。

足の位置により感じが違いますのでいろいろ変えていい位置を探してみて下さい。

そのまま5分でも10分でも寝ています。
それだけ。

下記のバンザイ検査を使うと一番いい位置が特定できます。
それとこのカエル足はバンザイ検査の一人練習にもってこいですよ」

いま毎朝、目が覚めるとたいていこのカエル足をやっている。寝たまんまでバランスが整えることが出来て、ナマケモノの筆者にとっては誠に重宝である。

人間、起きているときは自分の体重を二本脚で支えている。寝ているときでもその片寄りを引きずっている。

仰向けの姿勢で両足をくの字状に曲げる。一番いい位置がある。それだけで身体のバランスが回復する。

多くの場合、左足が短い位置だがときには右足を短くした方がいい場合もある。

これをやっていれば真っ直ぐの感覚が身に付くだろう。だが読んで実際にやる方がどれだけいるかな?微妙すぎて判りにくいかも知れない。




筆者の場合、中心軸に対して5~30度極めて小さい角度の方が合っている。

全方位型はどうして?

定例会に見えた77歳のお婆ちゃんは全方位型である。掛け持ちしていた治療院に通うのを止めた由、そしたら腰痛になって今日も休もうかと思ったとか。

ここのところの気候変動で腰痛にもなるだろう。○○さんは両首筋が痛く、もう一人後から来る男性も腰痛という。

筆者の検査で北枕・南枕でも差がでない。地磁気というのものがある。
人間の身体も電気で動いている。

そしたら必ず影響を受けるはずなのになぜ全方位型の方がいるのだろうか?

振り子で見たら、見えない世界から南枕にするよにという要請がある。それでで南枕に変えたら,腰痛が直ったという方がいると聞いた。前世と関係があるのか?

筆者が見たケースではほとんど北枕であった。お一人だけ西枕の方がいたし、筆者が腰痛になったときも西枕がよかった。

それ以外に東・南の方がいいとなる場合はどういうときなのか?

仮説というより想像に近い。意識構造が釈迦指向の場合はは西、キリスト指向は南、古神道は東、地球・宇宙指向は北を選ぶのではないか?

お釈迦様は北枕じゃないの、といわれそうだが、多分お釈迦様はお元気のときは西枕だった。そして晩年、疲れが出てきたときは北枕に変えたのではないかと思っている。

心身一如・心身不二という。心と身体は微妙に影響し合っている。

意識指向が変わると体内電流も微妙に変化するのかもしれない。

そしたら全方位型はどうみるのか?

来るもの拒まずということばがある。すべてを受け入れて滞りをつくらないということではないか?

そういう心境になったら全方位型も理解できるし、病気や障害など起きそうにないとなる。

ところが、このお婆ちゃんは膝痛で猫背で背中を丸めて下向きで歩いている。
身体より意識が方位に影響するのか?

このお婆ちゃん、終わるといつものことだが今日も40畳の部屋を真四角に歩いて、前を向いてシャンシャン歩けることを確認してからお帰りになった。


両肩の高さをを整える

「肩胛骨というのは指が入るもんですよ」といって指を入れてみようとしたら入らない。

筆者は指の第一関節くらいは軽く入っていたのに、大分固くなっている気が付いた。

整体師のOさんの身体ほぐしの中に肩胛骨に指を引っかけて引っ張ったり指を入れるのがある。

筆者もそれを頂いてうつ伏せになった受け手の肩胛骨を引っ張る場合がある。ただ右と左で呼吸を使い分けてやる。そうすると歪みが取れてくる。

肩胛骨というの骨盤や後頭骨と連動するのだそうだ。ただ多くの場合、左右が対称の位置になくズレてている。肩胛骨のバランスが整えばあとは自然に前進がそろってくるという。

肩の位置が、最近気になっている。定例会にみえたOOさんも右肩が落ちていた。

お辞儀を礼法のやり方でやっていると両肩がそろってくるとことは前に書いた。OOさんも何回かやると大分そろってきたが、半分くらい残った。

右手を息を吸いながら上げて上に伸ばし、息を吐きながらストンと落とす。5回くらいやったらマシになってきたがまだ残っている。

左側は息を吐きながら上げて、息を吸いながらストンと落とす。これを5回やってやっと左右両肩の高さがいっしょになった。

肩関節と股関節は車に例えると前輪と後輪、歪みが大きくなると身体全体が歪んでくる。車なら故障して走らなくなる。


北枕でも南枕でもいい方がいる

9/24 呼吸塾定例会。

50代の女性、両首筋が痛いという。たいていは片方なのだが両方だという。両方が痛いと直りにくいとは聞いている。前に聞いていた右アキレス腱の痛みは軽くなってきている由。

まずは身体の歪みの見方、バンザイ検査・あぐらの姿勢での股関節検査・臀屈検査の説明である。筋肉・骨格の運動形組織が歪むと神経・内臓・血流等にも悪影響を与える。

「合掌両手ゆらし」30秒で肩関節がそろう。
「踵落とし」で股関節がそろう。

股関節・肩関節は人体の四大関節で車に例えると前輪と後輪に相当する。
車輪の内径と車軸の公差がどのくらいの精度で出来ているか筆者は知らない。
知らないが1センチも違ったら車はすぐに故障する。

合掌両手ゆらしと踵落としは筆者自慢のワークで、股関節・肩関節の調整に卓効がある。

人間は自分の身体をムリして使っている方が多い。「我が侭な 五体勝手に ストをする」という川柳がありました。
どっちが我が侭?自分の方か?五体の方か?

まず耳を引っ張る、「強めに引っ張るといいですよ」上・下・前・後、それにひねりを加えて引っ張る。
「TVを見ながらでも毎日やるといいですよ」

バンザイ検査はわかりにくいかなと思ったのだがすんなり納得された。

「寝るときは仰向けなんですが、朝はうつ伏せになっているです」
「南枕で寝ていませんか?
「南ですね」
「3人目ですよ。仰向けで寝て朝はうつ伏せになっている方は」

北枕と南枕で寝て、バンザイ検査である。南枕で寝ると両手の差が大きくなる。

ついで「ありがとうございます」「バカヤロウ」の差、これもハッキリと差が出て納得された。

遅れてきた77歳の女性、枕については全方位型の由。
知人の奥様が全方位型と聞いていた。これまで筆者は20名くらい見てきたがほとんど北枕タイプであった。西枕が1名いた。

東枕・南枕タイプにはまだ出会っていない。ある方は家族みんな東西南北バラバラであると聞いてびっくりしたことがある。

このお婆ちゃんは南枕であろうと北枕であろうとバンザイ検査では差が出ない。なるほど全方位型がいるのだと、はじめて体験し納得した。



順と逆ー2

身体における「順と逆」ということを考えている。
順というのは身体のバランスが整う方向と、逆は歪みが出る方向性である。
気をつけないと歪みの出る方向で一生懸命やっているときがある。

それは呼吸とつながっていると筆者は考えている。
順のとき呼吸はスムースであり逆のときは呼吸しづらくなる。

以下はミクシイの日記である。
「100均で250グラムのウエート2ヶを買ってきた。

三浦雄一郎さんは5キロのウエートを足につけて歩いているとか。
両脚で10キロ。

先年なくなられたお父上はそれを真似て1キロ宛つけていたという。
それを大分前に読んでやってみようと思っていたら100均にあった。

あったのだが250グラムのみ。脚用と腕用どっちも250グラムのみ。
5キロ対250グラムとはあまりにも差がありすぎる。

ところが腕につけていたら250グラムでも疲れてくる。筋力が落ちてきたとは思っていたが、250グラムで疲れてくるとは全く以て情けない。

100均はその辺のことも調査の上、売っているのであろう。」

「重りを腕につけて、「待てよ」付け方があるかも知れないと思った。

外回り煮付けるか?内回りにつけるか?回外と回内の区別である。
やってみると外回りの方がいい。内回りだと歪みが出る。

足の方も同じである。
じゃ万人そうかといったら、それはわからない。

右利き・左利きの差はないらしい。
ボクはがに股O脚の所為かもしれないと考えている。

女性の方の場合、内股の方が割と多い。そういう方の場合は逆かも知れない。

これは実際に実験してみないとわからないが、どうもそうらしい。」


お手当で疲れは取れますよ

Q「主人は力仕事で休みも少なく、朝から夜遅くまで一生懸命働いています。
その為、体もかなり疲れていて、朝もその疲れを残したまままた仕事…といった具合です。

何とか少しでも疲れがとれればと思いアロマオイルでボディーやフットマッサージをしたりと頑張っているのですがまだまだ朝起きた時が辛そうでどうにかしてあげたいんです。

次の日に疲れを残さずスッキリと起きれるようにしてあげたいんです!
何かオススメのマッサージやマッサージのやり方があったらぜひ教えて下さい!お願いします。」

A「一番簡単で効果のあるお手当です。

受け手はうつ伏せになります。
やる方は脱力して両手を受け手の背中に乗せます。

それだけ、1カ所だけでもいいし、移動してもいいです。
10分から30分そのままです。

両手の平が相手の背中にフンワリと載った状態をキープします。
力が抜けてしかもピッタリと相手に接触していればうまくいきます。

肩・肘・手首に力が入っていないか?チエックして下さい。
受け手の呼吸がゆったりしてくればOKです。

そのうちに気持ちよくなって眠ってしまうかも知れません。
そしたら呼吸は小さくなりますがそれは心配いりません。」


足首をやわらかくする

「足首周りの筋肉・靭帯強化はどんな事をしたら良いのでしょうか?」という質問を受けたことがある。

「茶筒という名前のワークがあります。
茶筒にお茶を詰めてトントンとやります。

同じように両脚平行にして立ち、踵を付けたまま膝を小刻みに早く上下します。バランスの回復と足首周囲が均等に鍛えられます。

軽い運動で気楽にできますし、なによりもバランスが回復してくるというのがミソです。」

先日も書いたし、ミクシイにも書いた。
足首に触られてわかった。足首のまわりに力が入っている。

全体重を支えているのだから当然といえば当然。

それでも自分は力が抜けてきたと思っていたのだから甘い。
鉛直には程遠い。

人間というのは彼方此方、一生懸命力を入れて立っているのだとわかった。
ボクは前屈すれば手の平半分くらいは床に着く。

指先も届かない方も沢山いる。
そういう方はもっと力を入れて立っているはずだ。

そういうことからいけば呼吸塾でやっている「茶筒」というワークは足首をやわらかくしかも強くするにはもってこいだろう。


歩きながら直す

筆者の左座骨・大腿骨上部の痛みの続きである。

足首が固いということは指の第一関節が固いのと関係しているのであろう。指の第一関節は爪があるからとも思っていたが足首の所為かもしれない。

先日紹介した「金の力 銀の力」という本では手の指先、第一関節までは頭部に相当する。立った状態で左手の指を動かしてみる。まあまあ固くはなっていない。

自分では大分力みが取れてきたと思っていたが、人に触ってもらうと固くなっているのがわかる。筆者は人と較べればそれほど固くはない。だが合気をやろうとする身体にはほど遠いと改めて認識し直した。

最近ようやく指の固さと身体の固さを結びつけて考えられるようになってきた。身体がうんと固いとそれはムリだろう。

座位もそうだが、立ったときの指の可動性がある。もう一つは五指の筋肉自体の固さがある。手の指を触って見ていると、指の裏側も指により場所により固いところがある。右手と左手を較べれば右手が固い。右手拇指は左手に較べ見てわかるほど太い。

「右技のときも左技のときも右で対応するクセがある」と、指摘された。

若い頃、部品管理の仕事をしていたことがある。台車も使ったが大抵の部品は木箱に入れてそば屋の出前持ちのようにして運んでいた時代があった。
金属製の相当に重いもの部品である。その影響が根強く残っているらしい。

腰の反りについてはこれまでも書いてきたが、かなり修正できたつもりが座骨の痛みでまた逆戻りしている。

大概の歪みは自分で直せるものと考えている。それは普段の姿勢と歩き方が重要である。人にもいってきたし自分の場合も同じである。

まず、座位・立位に於いて手の五指が固くならない姿勢になる。そして歩き方である。座骨の痛みも歩きながら直してやろうと思っている。






左座骨の痛くなった原因

ミクシイの日記である。

『ぶつからない力の稽古 9/19

「上体を骨盤が受け、その骨盤を大腿骨が受けている。
骨盤というのは上体の重量を分散し均等に受けようとしている。
それが出来て、気(意識)が使えるようになるんだ」

という説明があって、先生が合気上げでやってみせる。
座位でガッチリ上から押さえ込まれた両手で、そのままスーッと相手を軽く返して見せた。

見ていて「それはそうだな、一番力みの抜けた上体だな。バランスが取れた身体になっているな、ニュートラルな状態だな。鉛直になっている状態だ」と思う。

骨盤が状態の重さを分散して受けるというのもわかる。

骨盤をしっかりと結わえて仰向けになると、しっかり結わえた筈がゆるゆるになっている。実は先日、測定している。立位で91センチ、仰臥位で85センチである。

「出来ているときは完璧なんですよ」といわれた。
年に何度かは出来るときがある。』

稽古の前に身体を見てもらった。
「大分、力が入っているのがわかりますか?」
あちこち触って修正しながら聞かれた。

確かにそうだ、力が入っている。特に足首が緊張が強かった。
前はひどかった。いまは少しはマシになったと思っていたが甘かった。

「腰が反っていますね」それはわかっている。反りの出ないようにすると鈍痛が来るのがわかっている。

最近の稽古が力ずくで来られた場合の対応がテーマになっている。筆者は右技も左技も全部右側で対応している。それとのバランスで左座骨に来たんだろうという見立てである。

それも納得である。筆者は右前重心でそれとのバランスを左踵で取っている。
座位ならば左腰来る。

稽古のとき痛ければわかるのだが、稽古のときは全然痛くはならなかったのでなぜ左座骨が痛いのかわからずにきた。

なんで左座骨に来たのか一応解明できた。おぼろげにそう思っていたことがハッキリ指摘されて落ち着いた。


梁を柱として使う

四足歩行から二足歩行へと人間の祖先は曲芸師のようなことをやってのけた。

そのためにいろいろ不都合なことも沢山ある。
背骨は元来、梁の役目だった、それが二足歩行になって柱の役をやるように変わった。

梁から柱へ、横で支えていたものを縦で支えることになった。骨や筋肉・靱帯が協調して姿勢の保持と動くこと両方を可能にしている。

前にも書いたが日本刀は「折れず曲がらずよく切れる」、相互の矛盾を解決した日本人の叡智の集積である。日本刀に例えて、「支えて曲がってよく動く」のが人間の身体と筆者はいう。

普段、そんなことを忘れているがどこか痛くなってくると思い出す。人間は二本脚で立っている。全体重を二本脚で支えるのである。

そのためには身体は真っ直ぐでなければならないし、歩くときは足の内側を平行にして歩けといっている。

片寄りがあれば片方の負担が大きくなり、限度を超せばコリや痛みが発生する。

梁であったものを柱として使うための仕掛けの一つが生理的S字状曲線である。頭部や上胸部の重量をうまいこと逃がす仕掛けである。

武術的には逆に力を逃がさず伝達させる仕掛けも必要とされる。関節の締めというか身体の纏まりである。

古来、腰とか腹とか正中線とかいわれてきたのもその辺のことであろう。


座骨の横、激痛




筆者は2~3週間前より左座骨外側にイヤな痛みが出て座るとき・立つとき・歩くとき痛みが走る。

黄色のビニールテープ5×30ミリくらいに切って10ヶも貼り付けて楽になったと思っていたら、激痛に変わった。

痛む場所も移動する。座骨の横から大腿骨上部が痛い。
最も激痛といっても立つときと座るときだ。黄色のテープで痛みは取れてもゆがみを取っておかないとまた痛みは復活する。

仰臥位で膝を立てると、左膝と右膝で大分差がある。両膝をお腹の方に持ってくると右の方に流れる。

正座をしてもそうだ。両膝が右にいって、左のお尻がはみ出す。

西式健康法で「合掌合蹠」というのがある。股関節と肩関節の調整がいっぺんに出来る。婦人病・腎臓病・痔・前立腺に効果があるとか。

骨盤内の血液循環が良くなるために、特に骨盤内の臓器に支障がある人には良い様です。身体バランスを整えるのに効果があります。クリックすれば動画が見れます。

「合掌合蹠」も試みたが動きにくい。動くのが好きな方はやればいい。
ナマケモノの筆者は別な方法を考えた。

筆者がやったのは脚を「くの字」にする方法だ。両脚もしくは片脚を平仮名のくの字状にする。

その日の状況によって位置が違ってくる。筆者はバンザイ検査で位置を決める。両手を伸ばして両手とも両耳まで降りればOKとしている。

今日は左脚のみ、くの字で右脚は伸ばしたままでそのまま5分間くらいゆっくり呼吸をしていればよい。

両脚伸ばしてバンザイして両手とも耳まで降りし、両膝を立てると膝の位置がそろっている。いろいろ試みたがこれが一番効果があった。

これで座ったり・立ったりするときの激痛がほぼ治まった。
激痛は治まったものの鈍痛と違和感はまだ残っている。




ゆがみの原因はなんですか?

身体の歪み・骨盤のゆがみはなんですか?という質問があった。

それで下記の様に書いた。

1 普段の姿勢・歩き方
2 怒・恐・憎・悲等の感情
3 気温・気圧・湿度など気候変動
4 添加物まみれの食品
5 過重な肉体的な負荷
6 ハイヒール・ミュール

その他にもある。
例えばナスやトマトだってその時の体調に合わなければ身体は歪んでくる。
チタンネックレスを外した途端、大きなゆがみが取れた方もいた。

現在の自分に合わないものはストレスになり、身体に歪みを発生する。ストレス=ゆがみと筆者は考えている。

食べ物や健康食品であれがかにがいいと随分賑やかである。
だが自分に合わなければ、それは多少に関わらずストレスとなりゆがみを発生する。

洋服のときは自分に合うかどうか気にする。それ以外はあまり考えない。
もっともっと相性というものが考えられてよい。


呼吸は浅くゆっくりとする

ある方の日記に「精神的に安定し、楽しく生きるには・・・」というのを読んだ。

その一つに「呼吸は浅くゆっくりとする」がある。

筆者のコメント。
「そうなですよね。
だけどこの意味のわかる方がどれだけでいるだろうか?」

そしたら筆者のコメントを読んだ方からメールを頂いた。
「たぶん自分は意味がわかってないひとりかなぁと思います^^;

パニック障害をん十年患ってます^^;;
ぜひお時間ある時に意味を教えてくださいm(__)m
よろしくお願いしますm(__)m 」

『身体が出来てこないと理解不可能と考えています。
一般的に呼吸は深く大きい方がいいように考えられています。

「呼吸は浅くゆっくりとする」
は「呼吸は短く浅くなる」といいかえた方がわかりやすに思います。

身体が出来てくれば自然にそうなるし意味もわかるでしょう。
ボクが考えたことは下記をお読み下さい。

ご参考
http://nmk.blog4.fc2.com/blog-entry-926.html
http://nmk.blog4.fc2.com/blog-entry-913.html
http://nmk.blog4.fc2.com/blog-entry-895.html
http://nmk.blog4.fc2.com/blog-entry-911.html
http://nmk.blog4.fc2.com/blog-entry-887.html


金の力 銀の力ー2

金色は副交感神経的な作用を示し、弛緩させる・リラックスさせるという効果がある。銀色は交感神経的な作用を示し、緊張を与える効果がある。

早速、買ってきた金銀のゲルボールペンで試している。テープを切って貼り付けるより簡便である。

指の伸筋側は中央部に筋肉に添って寄せているとゆるで来るのことはわかっている。屈筋側は筋肉の方向と+になるようにつまむ。屈筋側を筋肉に添ってつまんでもいいのだが呼吸を変える必要があるのでここでは触れない。

関節の所では伸筋も屈筋もつまみ方が違ってくる。

これで指の緊張や固さは取れてくる。取れてくるのだが姿勢との関連ですぐ固くなる。根本的には姿勢を正すことである。

だが対症療法として長時間持たせるには指自体に書き込めばいい。これはなるほどいいアイデアである。金色で書き込んだがあまり目立たずどうも頼りない感じを持ってしまった。

それで銀色で試す。銀色一本あれば伸筋・屈筋をゆるめる摘み方がわかっているから1本でも対応できる。縦に引くか横に引くかで対応できる。

金と銀のゲルボールペンはすぐ消せるしその点は重宝でもあるが、こすれると消えてしまう。

それで油性の消えにくいものはないかと探したがない。そこでヒントが浮かんだ。

「金はゆるめる・銀は固める」のであるならば他の色でも代用できる筈だ。
金の代わりに赤、銀の代わり青である。やってみたら結果は当たりで同様の作用がある。

指に線を引くだけで指の固くなっているのがゆるむのである。本には〇を描くことも紹介してある。これも試さずばなるまい。

筆者は2~3週間前より左座骨外側にイヤな痛みが出て座るとき・立つとき・歩くとき痛みが走る。

それへの対応で左のお尻に青の線をマジックインクで5本も引いた。黄色のマジックインクはやはり目立たない。それで、青の線と交差するように黄色のビニールテープ5×30ミリくらいに切って10ヶも貼り付けた。昨晩のことである。

今朝は楽だ。起きあがるときあのイヤな痛みがほぼ消えている。だが痛みが消えても損傷部分の回復がまだなのだろう。黄色いテープはまだしっかりくっついている。不要になればいずれ取れてくる。

黄色が緊張をゆるめるのは知っていた。だがこれほど効果が出るとは思っていなかった。改めて色の効果を再認識している。これもお尻が痛くなったお陰である。





O脚は自分で改善しようー6

2007年08月03日08:08

Q「毎日続けて一日でも早く美脚になって、堂々とスカートはけるよぅになりたいです♪膝から下が外側にでっぱってて、恥ずかしいので、その気持を糧にがんばります!!」

2007年08月05日12:39

A「正面の写真を見ると左足のまがりが大きいように見えます。

その調整法を考えてみました。
うまくいくかどうか試してみて下さい。
前屈でどこまで曲がるか見ておきます。

両足平行にして立ちます。
左足に体重を載せて、さらに左足外側だけ床に着けて内側は浮かした状態にします。

その状態のまま膝をホッホッホといいながら曲げることを繰り返します。30秒くらいを2回来る返します。

それから前屈します。さっきより曲がるかどうか?
それから膝に力を入れてくっつけてみます。
着きやすくなったかどうか?」

2007年08月05日21:38
Q「前屈は行う前、指先しか着かなかったのですが、行った後は指の第2関節まで着きました!膝も行う前よりは、力を入れた時の幅が縮まったように思えます。」

2007年08月06日05:32

A「茶筒は両足平行でやってから片足を傾斜してやるタイプと交互に繰り返すといいと思います。
膝・股関節・足首の調整をします。それと正座がお勧めです。

だいじなのは一直線平行歩きです。
忘れることが多いと思いますが、出来るだけ多くの時間実行して下さい。それもなるべくキッチリを心がけて下さい。」

2007年08月06日08:07

Q[わかりましたぁ!茶筒の両足の時も、30秒を2回でしょうか?正座座りは太股の筋がはりつめる感じでイイですね♪

2007年08月06日08:27

「>茶筒の両足の時も、30秒を2回でしょうか?

時間・回数はあまりこだわる必要はありません。
各30秒くらい、回数も2回くらいと気楽にやって下さい。
但し足は平行を忘れないこと。
毎日やること、できたら朝晩やった方がいいでしょう。


正座座りは膝をつけることが第一です。
ついでに座礼の練習もいいですよ。」


肩胛骨の間が痛い

2007年08月06日23:33
Q「こんにちは
私も腰痛持ちなのですが、ここ2年ほど背中、特に肩甲骨の間あたりがひどく痛かったり、こわばったりします。

一度ひどい発作的な痛みで身動きできなくなって救急車ではこばれたこともあります。

かかりつけの整形外科でMRI撮影などしましたが、原因がわかりませんでした。先生から、はっきりとはわからないけどストレス性の痛みじゃないかと言われ、一応診断は「棘突起過敏症」とのこと。背骨に繫がってる神経が過敏に反応して、大した痛みじゃないのに、倍増して脳に伝達されるみたいです。

いろいろ自分でも調べて、現在は線維筋痛症も疑っています。専門のお医者様
をみつけたので、お薬を処方していただいています。ノイロトロピンというお薬です。」

2007年08月07日00:21
A「背中が固くなっていませんか?
立位体前屈でどのくらい曲がりますか?

2007年08月08日00:14
Q[すごく硬いです。前屈はもちろんマイナスです。
硬いのは背中だけじゃなくて全体的に硬い。
できるだけストレッチしようと思うのですがつい仕事が忙しくて。。。
自分が考えてるほど深刻な病気じゃなければいいんですが。」

2007年08月10日18:51
A「気楽に長続きすら体操をお勧めします。
スワイショウで検索して下さい。

二通りあります。
両手を前後に振るのと両腕を身体に巻き付けるのがあります。」

ほぼ一ヶ月後、下記のご丁寧なお礼のメールを頂きました。

2007年09月12日 00時05分
あるコミュニティにて背中の痛みについて、スワイショウをすすめていただいた者です。

トピックスの書き込みでスワイショウを紹介いただいた後、早速インターネットで検索して、スワイショウのビデオ「超かんたん腕振り健康法 スワイショウ」を購入。

8月末くらいからほぼ毎日ちょっとずつスワイショウをやってます。
すると1週間ほどでずいぶん背中の痛みが取れてきたような気が。
いや、確実によくなってきてる実感があります。

今後もお薬とスワイショウとで少しずつでも改善するようがんばりますね。
教えていただいて感謝です。ありがとうございました。


金の力 銀の力




「身体の部分は全体を象徴し、身体全体は部分を規制する」と考えていたら面白い本が見つかった。

「金の力 銀の力」という題名である。歯科医師の方が書いている。なるべく本は買わないようにしているのだが、思わず買ってしまった。

金色と銀色が身体に面白い作用があるということは別の本で数年前に知って試している。その本では短冊状の色紙を貼り付けていた。

今度買った本では金銀の2本のペンで書けばいいだけである。100均の店にこういうのがあるんだ。すぐ買ってきた。

金色は副交感神経的な作用を示し、弛緩させる・リラックスさせるという効果がある。銀色は交感神経的な作用を示し、緊張を与える効果がある。

金がエネルギーをコントロールする、銀はエネルギーを補うような感覚で使える由である。

左手が全身に対応していると見る。左手の5本指をテーブルにつけて中指だけ真っ直ぐに伸ばす。

これが「四足動物が地上に立っているとかたち」とする。
中指の先端は頭で、拇指が右足・小指は左足・人差し指は右手・薬指が左手に対応するという。

これは大変に面白い。筆者の最近の中指の固いことや左手小指の固いことが身体の方との関連で理解できる。

先日書いたカエル足も左手でテストできる。足の位置で左手指の固さが変わってくるのである。

さらに左手に金と銀を書き込むことで症状も消えていくという。当分遊べそうである。

この本の中に「全体で一つ、全体は部分を守り、部分は全体に影響する」というある整体グループのことばが紹介されていた。


左足を6センチ開くと

朝、目が覚める。右手中指を曲げてみると固くて厚ぼったくて重い。左手中指は曲げるとコキンコキンいう。

中指は背骨の象徴している。筆者の背骨が固くなっているということである。ぶつからない力の稽古で力みすぎた所為と思ってきたが違うらしい。

そういうときもあっただろうが、最近は普段の姿勢と歩き方にあると思っている。

「世の中は 寝るほど楽は なかりけり 浮き世の馬鹿は 起きて働く」という狂歌があった。

楽な姿勢を取っていたはずなのに、目が覚めて固くなっているのは姿勢がおかしいと考えた。

身体を動かしていい位置に調整したり、膝立背骨の調整をしたりすると右手の中指の感じが柔らかくなってくる。

左手中指のコキンコキンいう音もも小さくなった気がする。
いまの身体で仰向けだと左足をわずかに開く、6センチくらい外に開くと落ち着くらしい。

足の開きが腰椎と関係しているというのは手技を勉強したときに聞いてはいた。

これまでも試したことある。だが中指との関連で試したのはこれがはじめてである。

足を開くことで身体は変わってくる。どちらの足を開くか?どの程度開くか?は人により身体の状況によって変わってくる。

身体は固かった、今も固い。固いけれども身体は少し宛、ほんの少し宛だがだがやわらかくなってきていると思っている。

そして固いけれども身体がつながってきているんだなというな思う。
ウンと固いときにはこんなことは考えもしなかった。

「身体の部分は全体を象徴し、身体全体は部分を規制する」とまで考え始めている。




O脚改善トピに追加のワーク

ミクシイで「O脚は自分で改善しよう」とトピを立てている。
それにワークをひとつ追加した。3の階段に足先を引っかけてやるストレッチである。脚のむくみにもいいと思う。

改善の手法 

1、一直線平行歩き1~3センチの直線を想定し、その直線上を足の内側を平行にして歩きます。

2、お風呂で正座する。両太股は平行をキープする。
あるいは両膝を開き太股平行で膝立ちしゆっくり腰を下ろす動作を繰り返してもよい。

3、階段等に足の内側は平行にして足先を引っかけて足先で立ち、踵を下ろしたりを繰り返す。

足先で立つときは息を吐きながら、踵を下ろしていくときは息を吸いながらです。

ふくらはぎを引き締め,両ふくらはぎがくっつくことを目的とします。   

4、その他ご自身の選択したのボデイワーク等

自分で試してOKを出した。だが踵タイプとつま先タイプの人間がいる。
筆者はつま先タイプである。踵タイプにもこの呼吸でいいのか疑問が生じた。

厳密にいうと筆者は左足は踵重心で、右足はつま先重心である。
それで左足のみで3をやってみた。大丈夫である。

それでも踵タイプの方に実際に試して確認しておく必要があると考えている。



方便は錯覚である

自分にとって新しい発見があったとき、それが当日の稽古で有効に働く。次回のとき、全く効かなくなっていることをしばしば体験させられている。

なぜ効かなくなったのか?身体は学習能力があるから、同じ相手の同じ技では効かなくなる。それはそうなのだが、そうなるのはなぜなのか?

方便を考えたが故に、方便に囚われる。その方便を再度使うとすると相手に察知される。自分が受けを取っていても相手のことがよくわかる。

こっちを観察しているな・迷ったな・考えているなとかよくわかる。同じようにこっちのこともバレバレである。

出来る・出来ないは方便ではない。方便に頼る限り、ハードルは後から後から出て来ることだろう。ああやろう・こうやろうなどと考えないことである。

ところが失敗すればするほど方便・テクニックの研究に走ることになる。それは蟻地獄に落ち込んだみたいなものかもしれない。

方便だと思うのは錯覚である。大分前からいわれていたのだが、遅まきながらやっとこんな文章が書けるようになった。

昔、合気道をやっていたころ、極く短期間だが技が冴えまくったときがあった。相手と向かい合ってああやろう・こうやろうとか全く考えていなかった。身体がスイスイ楽に動けた。滞りのない身体だった。

身体が脱力して力みのない状態で立っていることが前提条件にある。
意識がよく浸透する身体が前提である。

方便でなく、方便の背後にあるもの、出来たときの方便のはいごにあるものが常時使えるようになることだ。






一段レベルの高い脳の技法-2

昔、合気道をやっていたとき「相手のこころを先に導いていってそこに相手の身体を送り込むから大きな人でも力の強い人でも投げ飛ばすことが出来るんだ。」と聞いてはいる。

相手のこころを導くんだけれど、その前に自分のこころを導かねばならない。
相手と対峙するとお互いに影響しあう。

自分が空っぽになれば相手も空っぽになる。その瞬間に動けば相手は抵抗できない筈だ。先に空っぽになった方が有利というか流れをつくる。

相手にヒントを出す・アドバイスをするとどうも筆者自身の身体が変わるらしい。自分の身体が変わることは自分ではわからない。

けれども、それで相手も変わるらしい。筆者のヒントによって相手の技が様変わりすることは何度も体験している。

水平手の平合わせは相手を誘導し脱力させる出来るようになる。垂直手の平合わせはそうはいかない。

イヤ、待てよ。水平手の平合わせよりも難しけれども、工夫次第で出来るかも知れない。

9/7の日記である。
『一心不乱。心一つにして乱れず。

昔、精神統一とか心身統一とかという文字を見かけたように思う。
最近は全くというくらい見かけない。

ボクが影響を受けた天風会では心身統一といっていた。
合気道と・天風会の大先輩である籐平光一は心身統一合気道を名乗った。

一心不乱・純一無雑。
八面玲瓏磨ける鏡のごとし。
合気の技が出来たときは、そうなっているのだろう。

ある方便を使って出来た。
次の回は同じ方便が効かない。

純一無雑ではない。
なにか余分なもの・雑念が紛れ込んでいる。』


一段レベルの高い脳の技法-1

垂直手の平合わせは難しい。伸筋・屈筋を撓めて使うことになる。
伸筋は伸ばすものであり、屈筋は屈めて使うものである。だがその状態でも合気が実現できる。それを可能にするのはこころというか脳の技法である。

水平手の平合わせは相手をうまく誘導していくと短時間に出来るようになる。そしてお互い脱力リラックしていい感じになれる。新しいリーリング技法が生まれるだろう。

だがこの垂直手の平合わせは一段とレベルの高い脳の技法である。
合気の練習にはもってこいである。緊張・力み云々をいっている内はなかなか出来ない。

ミクシイに書いた9/5の日記である。
『この日はほとんど「垂直手の平合わせ」のみに終始した。
水平手の平の合わせは既に書いた。

手首のところから手の平をL型に曲げて向かい合わせる。
その状態で相手に抵抗させずにくずす稽古である。

この垂直手の平合わせは難しい。
すぐに力が入りやすい。

力が入れば相手に抵抗が発生する。
この日はあゆらさん・Wさん・ボクの3人。

三者三様でうまくいかない。
お互い一回ぐらいは、まあまあぐらいはあるものの不満足な出来である。

Wさんが合気上げについては、うまくなっているので「合気上げのつもりでやったら」とヒントを出す。

そしたらガラリと変わった。
いままでモタモタ停滞した空気が一変した。

それは見事なものである。
Wさんのそういう才能にはいつもながらビックリさせられる。

「WさんもHさんも集中力がすごい。ヒントが出されるとそれに集中するからうまくいく」と先生はいう。

ボクはヒントを出すのがうまいと思っている。
グットタイミングで相手にピッタリの表現を出すと途端に相手の技が様変わりする。

あゆらさん「たーさんもうまくいくから」といわれてやったら、ウソみたいに決まった。

さて、次回もうまくいくか?
この状態を再現できるのか?

いままでも何回もあった。これで壁を乗り越えたつもりがまたも壁の繰り返しだった。

当初はそのことに悩んだ。この前出来たのになんで出来ないのか?
このこと自体が乗り越える壁の一つだと思ったら悩まなくなった。』


ことばの前に意識ありき

「はじめにことばありき」と聖書にある。「ことばは神なりき」と確か続いた。

「ことばの前に意識ありき」といいたかったのだが、イエス様はことば=意識と考えたのかも知れない。
「もの・こと=ことばだった」を二年前に書いている。

この世の中にないものを作り出すことが出来るのは神様と人間だけである。

人間の意識というか想念が不思議な力を持っている。日本には「言霊」ということばがある。その不思議な力が伝染していくのは当人のリラックス度合いによる。

オームの法則によれば抵抗が少ないほど電気はよく流れることになっている。
筋肉の緊張癖が固い身体をつくる。本人は力を入れていることに気が付かない。

「自分をその気にさせる」そうすると技がうまくいく。名人のごとく見事にうまくいく。その気になっているから身体の方に意識が行かない。

「心主体従」について書いた。そのときは「心身一如・心身不二」の立場で心=身の立場で書いたように思う。

だがこれでいくと体術止まりになりそうである。体は見えやすく心は見えないものである。

だが「心主体従」の心となにか?仮に意識と考えると納得がいく。もっと別なふさわしい表現があるのかも知れない。意志なのかもしれない。意識にしろ意志にしろレベルがある。

ハイレベルとローレベル、何段階もある。思ったことがすぐにスムースに支障なくすぐ実現するレベルがある。その実験にはぶつからない力の稽古ー合気がもってこいなのだ。

思念とか念力ということばもある。念は今の心と書く。その心になりきればよい。だが筆者は念というと「邪念・我」が入りこみそうであまり使いたくない気持ちがある。

「いまという間にいまはなく、まの字来たればいの字去りゆく」という古歌がある。ホンの一瞬に集中する。その段階において邪念はない。故に技が決まる。

次も同じようにやろうとすると既に違う。それは思考が支配するものとなる。思考は動きを殺してしまう。微妙な世界をことばで表現することは難しいし、ことばに対しての受け取り方もみなそれぞれ微妙に違っている。

微妙な事柄をことばを以て伝えることにムリがある。「不立文字・以心伝心」ということばが生まれたのも納得がいく。

高度の意識・意志が生まれるとそれが空間を支配する。時間・人間(じんかん)も支配される。イエスさまのいった「はじめにことばありき」はそういう世界のことをいったのであろう。

人間の意識というものは時間・空間・人間の三間を支配する力をもっている。




痛みが左に発生したときは

左座骨外側にイヤな痛みが出ている。痛み自体はたいした痛みではない。日常生活はちゃんとやれている。

原因は一つは最近の気温変化であろう。今年の気候予想は外れたなといっていたらいきなり猛暑がつづく。と思っていたら24度くらいの日が続いた。

10度以上の温度差があると骨盤は気温に対応しようと動く。急な変動故に筋肉と骨格の間で調整が着かないらしい。多分、腰痛がでた方も多くいると思われる。

8月の健康で既にそのことは予測して書いている。予測出来たはいいが筆者自体にも痛みが出てしまった。

原因の二つ目、小笠原流礼法・ぶつからない力の稽古に参加して身体が変わってきている。右重心だったのが修正されてきている。その分、左側の負担が増えている。

原因の3つ目、虫歯が出来て治療中である。左の下の歯である。つい右の歯で噛んでいる。

ある姿勢をとると強靱な倒れにくい身体になる。筆者は反り腰だったがそれと逆の姿勢になる。今までと違った姿勢・歩き方と取り組んでいる。それがいままでと違った負担を骨盤に負わせていることは間違いないだろう。

なんとかこの痛みを取ってやろうと試行錯誤している。カエル足もいいし、仰臥位膝立て・・・もいい。

だがその時だけだ。腰を下ろしているとき・歩いているときの痛みは依然としてある。筆者は大概の痛みは歩き方を変えることで快方に向かうと考えている。

今日思いついたのは「左足踵外側に体重を載せて歩く」ということである。確かに意識しているときは痛みは消えている。忘れて普段の歩きになるとまた痛くなる。

なんで思いついたかというと、筆者の自慢のワークに「踵落とし」がある。
床に腰を下ろし、股関節の開きにくい方の膝を立て踵で床を蹴飛ばすというのがある。

これで腰椎の曲がりはとれるし、股関節の左右差も比較的容易に取れてくる。
今回これもやったのだが、効いているのだが効きが物足りない。

歩き出すとやはり痛いのである。ならば歩きながら「踵落とし」をやったらどうか?ということだ。

それと応用として片方の踵に重心をかけ茶筒もある。

原則、身体の左が痛いときは左足踵、右が痛いときは右足踵を意識して着地することである。






脱力共鳴現象ー4

積み木を重ねたように骨の上に骨が載っかり真っ直ぐになった状態、理想をいえば筋肉の力はほとんどゼロが望ましい。

筋肉の力はゼロにはならないが最低限にして、単に骨が積み重なっただけをイメージする。積み将棋状態というとわかりやすい。

合気道というのは天地の気に合するの道と仰った方がいる。

この天地の気がなにを意味するのかわからないが、地球の自転による遠心性の力と重力による求心性の力というと極めて具体的なものがある。

具体的になったからといって感覚・感性をもって捉えられるかといったらこれもまた難しい。宇宙飛行士が地上に戻って重力というものを認識したというが普段、重力を感じて生活してはいない。

普通は脚を突っ張って力を入れて立っているからこんなことは考えないし、いわれてもわからないだろう。

二本足で立つことさえ難しいことなのにさらに難しくするハイヒールをなぜ履くんだといいたくなる。

今の時代、脱力して下さいといわれて当人は脱力したつもりでいても、実際はなかなか抜けていない。これではお互い両手の平を合わせた状態で相手に抵抗させずに連れて行くことは出来ない。

脱力が感じ取れる人が誘導していくと早く感じることが出来るようになる。一人で積み木を重ねた状態にといっても時間も掛かるし、まず多くのかたにとってムリだろう。

だが両手の平を合わせてお互い脱力し、リラックス状態になると一つの場が形成される。

「なんともいえない不思議な感覚」が生まれる。
遠心性と求心性の調和された状態が醸し出される。




ふくらはぎを細くしたい

Q「学生時代ずっと足(特にふくらはぎ)にかなりの筋肉がついていてすごく太かったのですが、結婚→出産してから特に運動もしなくなったので足の筋肉も落ち、ふくらはぎのほとんどが脂肪になった感じです。

ウォーキングをするとかなり痩せるのですが、脚にすぐ筋肉がついてしまうのでふくらはぎは今までより張った感じで太くなってしまいます。

このまま続けていたらまた筋肉で太くなってしまうのではないかと…。
そのことが気になってウォーキングを続けていいのかわかりません。

一応ふくらはぎのむくみはとるようにおふろで揉んだりはしていますが。
揉んでほぐしたら大丈夫なのでしょうか。

できればふくらはぎの筋肉をつけずに脂肪だけ取りたい。
少しでも何かわかる方教えて頂けたら嬉しいです」


A「人の身体は多かれ少なかれ歪みがあります。

普段の歩き方ですと歪みは取れず却って歪みが大きくなる場合もあります。

足の内側、親指から踵に至るラインを平行にして歩かれることをお勧め致します。

ふくらはぎを細くするのが目的ならば、階段に指先を引っかけて上下する体操をお勧めします。

伸び上がるときは息を吐きながら、下に降りていくときは息を吸いながらになります。

回数は30回くらいと思いますがご自分で加減して下さい。」




脱力共鳴現象?・3

脱力共鳴現象ー1を書いた。
最近はぶつからない力の稽古でやった両手の平合わせを呼吸塾でもちょっとやってみている。わずかな時間ではある。

受けた方は「なんともいえない不思議な感じ」という。
緊張がとれて身体がリラックス効果が非常に高い。こんなにも変わるのかと意外なくらいである。

「一人で練習する方法はありますか?」と聞かれた。
「二人してつくり出す共鳴現象みたいなものですからムリでしょうねえ」

と答えたものの、なんとかならないかなあと考えてみた。
自分両手の平を合わせて下の手はやる方、上の方の手は受ける方である。それで実際に二人でやったときの感触を味わうのである。

ある時は受け手になったり、やる方になったりである。それで二人でやったときの感触が再現できればOKである。

試している内に背中がゆるんでくるのがわかる。一人でも練習できるなと思った。

両手の平を向かい合わせて、力みを抜く。下の手を手を動かす。ゆっくりあるいは早くと、上下に左右にといろいろ展開は出来る。歩いてみる。

無論、相手がいた方がはるかにいい。お互いがリラックスしあって相乗効果が出る。両方が影響しあう。

コツは接触面を大事にする。
境界をモヤモヤにする。

これは合気の稽古にも使えそうである。
似たような技法がヒーリングにあるがそれ以上の効果がある。
筆者に纏める能力があればヒーリングの新技法が生まれるだろう。





水五訓

ぶつからない力の稽古でイメージ先行・意識先行ということはいままでも書いてきた。

途中で加圧すると止まる・考えながらやると技にならない。
途中で疑問が湧くと止まる。相手を探ると止まる。

「水の流れをイメージして、身体の動きをそれに乗せていって」というと大概うまくいく。

身体の動きが先行するとすごにわかる。
「水の流れを速くして」というときもある。

ここの稽古のとき、水をイメージすると重宝である。

若かりし時、ある商店の店先で「水十訓」の扁額を見て感激した記憶がある。

ところが検索しても出てこない。「水五訓」があったので掲載しておく。

「水五訓」
  
一.自ら活動して他を動かすは水なり
  
二.障碍に遭いて激し、その勢力を百倍するは水なり

三.常に己れの進路を求めてやまざるは水なり

四.自ら潔うして他の汚濁を洗い、しかも清併せ容るるは水なり

五.洋々として大海を満たし、発しては雲となり、雨と変じ、凍っては玲瓏たる氷雪と化す
   しかもその性を失わざるは水なり