中島敦の「文字禍 」 をやります

語りと朗読の会をやっております。
そこで今度、中島敦の「文字禍 」 をやることになりました。
筆者は「山月記」をやって感動し市民講座でも2回やりました。

この作品は中島敦のパワーというのかエネルギーというのかそういうものが感じさせられました。
そして文字に対する中島敦の考え方に触れるられるかもしれないと思ったからです。
 
この物語は古代アッシリアを背景としている。
巨眼縮髪の老博士であるナブ・アヘ・エリバが治世二十年目で博士の教え子であったアシュル・バニ・アパル大王から毎晩、大量の粘土板が保管されている図書館の闇の中で、ひそひそと怪しい話声を発っしていると思われる精霊についての研究を命じられた。
博士は研究を続けアッシュールバニパル王に進言する が認められず、最後には文字の霊の祟りで粘土板の下敷きとなって圧死してしまうというという物語である。

筆者もザーッと読みはしたものの語りとして実際に声にしてやるのは初めてです。
中島敦の作品は好きな方と嫌いな方に分かれるようです。

声にしてみて宮沢賢治の読みやすさはなく、一種の違和感があります。
慣れてくるとその違和感が心地よいリズム感が生まれてきます。

「出だしの数行を暗記した方がいいですよ」と勧めました。
人に勧めたのだから自分もやらねばと始めました。
脳トレの川島隆太氏の認知予防・治療の劇薬的効果という言葉も後押ししました。

記憶力がガタ落ちしていますから、例え数行であっても時間が掛かります。
覚えられない苛立ちが生まれやすいのですが、要は回数勝負と回数を重ねています。

文字・ことばには「コトタマ」「コトダマ」があるそうです。
コトタマというのは響き、コトダマというのは意味あいを指すのだそうです。

この辺は中島敦は当然のことと自然に会得していたようです。
これは宮沢賢治や樋口一葉もそうです。
戦前の作家はどうもそうらしい。

文字禍の出だしの部分
「文字の霊などというものが、一体、あるものか、どうか。
 アッシリヤ人は無数の精霊を知っている。夜、闇やみの中を跳梁するリル、その雌のリリツ、疫病をふり撒くナムタル、死者の霊エティンム、誘拐者ラバス等など、数知れぬ悪霊共がアッシリヤの空に充ち満ちている。しかし、文字の精霊については、まだ誰だれも聞いたことがない。」




いろんな治療法やら運動法があります。         
 それらがあなたのお身体に合っているでしょうか? 

 合っていれば少し宛日々改善されていきます。
 合っていなければ日々身体は固くなりゆがんできます。         
 
 その効果を確認する方法をお持ちでしょうか?           
 症状に合ったエクササイズとそのチエック方法を呼吸塾ではお伝えしております。
  


語りと朗読の会  「宮沢賢治を語らう」  

宮沢賢治の作品を台本として発声・表現・語り・朗読について勉強しています。
月二回木曜日10時~12時

三方百両損

何方も大岡越前守の三方一両損の名裁判の話は知っていよう。
因業大家と大工職人が家賃を溜め込んで揉めたのを大岡越前守が一両出して、大工も大家も大岡も
一両ずつ損する形で丸く収めた話です。

筆者はv語りの教室をやっております。 
そこで三方百両損になりかねないことが起きました。
昨年くれ発表会をやりました。
それを見た方から「また中島敦か、中島敦はもういいよ」といわれたというのです。
だからもう発表会ではやらないで欲しい」というのです。
話してくれたのはこの会最古参の九年のキャリヤの方です。

一昨年は「名人伝」、作年は「山月記」をやっています。
市民講座でも同じにやって引き続き同じものをやると計26回やります。
すると、なんとか人様に聞いていただけるレベルにはなると新人教育用のメニューとしてやってきました。
本人の努力もありますが、作品のもつ力というものが大きく作用しているようです。

中島敦はもうやらないでくれといわれて、なんと傲慢なことをいうのだろう。
と怒鳴りつけたくなりました。
あなたは9年もいっしょにやってきて、そういうことをいうのかと情けなくもなりました。

怒鳴りつけていたら、一昨年の二の舞です。
このときも発表会の稽古に絡んで、筆者が汚くやるなといったら自分の語りが汚いといわれたと受け取られて往生しました。
理屈ではわかっても感情面ではどうにも我慢できないということのようです。
そして結局その方は止めてしまいました。筆者の所為ではないといいましたが、私のコメント大きく影響したのは間違いないでしょう。

筆者はこの会を始める当たって「会員の語りの能力アップを旗印としてやりますと宣言しました。
そして依怙贔屓はしないこと、この二つを会運営の基本方針としました。

中島敦の山月記・名人伝の二作品は新人教育用として素晴らしい威力を発揮してきました。
それを外部のかたに、チョットいわれたから止めようとはなんてことだと、またハラが立ってきました。
これを詰めていくと、どちらかが止めることにもなりかねません。
それをいった方にも話を聞いて見たいと思いました。
「OOさんが中島敦は面白くないから止めようといっていますよ}と。
この方はOOさんのもう一人の師匠筋です。
いったら、どんな顔をされるだろうか?
大変に興味の湧くところです。

いい歳こいているのだから、怒鳴りあいなんかなしに丸く収めるにはどうするか、頭を捻っております。




いろんな治療法やら運動法があります。         
 それらがあなたのお身体に合っているでしょうか? 

 合っていれば少し宛日々改善されていきます。
 合っていなければ日々身体は固くなりゆがんできます。         
 
 その効果を確認する方法をお持ちでしょうか?           
 症状に合ったエクササイズとそのチエック方法を呼吸塾ではお伝えしております。
  


語りと朗読の会  「宮沢賢治を語らう」  

宮沢賢治の作品を台本として発声・表現・語り・朗読について勉強しています。
月二回木曜日10時~12時




 

ハラから声をだす(明るく楽しくボケ防止)ー2

ハラから声をだす(明るく楽しくボケ防止)
http://nmk.blog4.fc2.com/blog-entry-4634.html

認知症の予防・治療に劇薬的効果があるという記事も紹介しました。
それにはお腹から声をだす稽古を続ける必要があります。
「語り・朗読の威力」
http://nmk.blog4.fc2.com/blog-entry-4402.html

語りの定例会で「ヌケ」が目立ちます。
ここでは、ハラから声を出すようにいっているのですが、いまだ道半ばといった感じです。
ハラから声を出すこと、これが老化防止に威力を発揮します。

大きな声は出せるようになってはいますが、ハラの力が抜けているのを感じます。
ハラの力が抜けると、ウソっぽくなるし聞いていて面白くありません。
発声練習をキッチリ稽古すいること、これが基本中の基本でしょう。

寒い日がつづいているのが原因一つでああります。
台本が切り替わったこともあるのでしょう。

「どうも発声練習でバラツキがあります。
お腹が抜けての稽古が原因のように思います。
大きな声のかたに合わせていくことが必要でしょう。」と書きました。

発声練習時のバラツキは注意して取りあえず直った。
こちらが注意していないと、またでるだろう。

吹き矢の呼吸法は紹介はしたが、レッスンのときに取り入れていない。
これも取り込んでいくには、スタート直前にお腹の状態を改めて認識させてみよう。

不動真言発声法で、息だけ(高音・低音)でやる稽古は毎回やってはいる。
台本を読むときに充分生かされていない。

もう一つは、短文を小声で強く表現する稽古も入れてみようと考えた。
筆者が語りの稽古を始めたときのことです。

短文をコピーして持ち、歩いているときも見ながらやっていた時期がありました。
その時の文章がそっくり使えそうである。




いろんな治療法やら運動法があります。         
 それらがあなたのお身体に合っているでしょうか? 

 合っていれば少し宛日々改善されていきます。
 合っていなければ日々身体は固くなりゆがんできます。         
 
 その効果を確認する方法をお持ちでしょうか?           
 症状に合ったエクササイズとそのチエック方法を呼吸塾ではお伝えしております。
  


語りと朗読の会  「宮沢賢治を語らう」  

宮沢賢治の作品を台本として発声・表現・語り・朗読について勉強しています。
月二回木曜日10時~12時



ハラから声をだす(明るく楽しくボケ防止)

語りや朗読でハラから大きな声をだしてやっていると愉快で楽しくなるといってきました。
市民講座のほうで去年も一昨年もそうでした。
感想文にもそう書いていただきました。

今年もそうです。まだ半分過ぎたところですが、みなさんいい声になってきています。
皆さん大きな声が出るようになって教室の雰囲気が変わってくるのです。

賢治の会の方は若干雰囲気が違います。
その雰囲気の違いは、発声練習にあるようです。

ここでは、息だけ強く吐く稽古もあります。
講談の修羅場の稽古もやります。
姿勢を整えるエクササイズもあります。

どうも発声練習でバラツキがあります。
お腹が抜けての稽古が原因のように思います。
大きな声のかたに合わせていくことが必要でしょう。

合わせていくことで、共鳴効果も期待できます。
みなさん年配者の方達です。
体調もあると思うのです。

でも体調の悪いときほど、発声練習をしっかりやった方がいいでしょう。
お腹には人体にある血液の60%があるそうです。
全ての病気はこの血液の質と量が関係しているでしょう。

認知症の予防・治療に劇薬的効果があるという記事も紹介しました。
それにはお腹から声をだす稽古を続ける必要があります。
「語り・朗読の威力」
http://nmk.blog4.fc2.com/blog-entry-4402.html



いろんな治療法やら運動法があります。         
 それらがあなたのお身体に合っているでしょうか? 

 合っていれば少し宛日々改善されていきます。
 合っていなければ日々身体は固くなりゆがんできます。         
 
 その効果を確認する方法をお持ちでしょうか?           
 症状に合ったエクササイズとそのチエック方法を呼吸塾ではお伝えしております。
  


語りと朗読の会  「宮沢賢治を語らう」  

宮沢賢治の作品を台本として発声・表現・語り・朗読について勉強しています。
月二回木曜日10時~12時 

ハラのヌケ、あるいは固めすぎ?

蜷川幸雄さん「芝居の稽古でうそをつくな」

宮本亜文さん「舞台というのは本気でやらないと全部ばれてしまうんだ」

蜷川さんは一昨年亡くなられたが、お二人とも日本を代表する演出家のかたです。

お二人ともハラからしっかり声をだせと仰っているように思えます。

「日本語にはからだことばというものがあります。

内なる感情をからだを使って表現したものです。

『腹構え・腹が大きい・腹の虫・腹が立つ・腹を割って話す・はらわたの腐ったヤツ・はらわたが煮えくりかえる・

断腸の思い・腹の内・腹芸・腹の探り合い・腹黒い・腹積もり・腹が膨れる思い・腹いせ・腹八分』

お腹から出す声というのはこれらのエネルギーも伝えるものになると考えています。」と書いたことがあります。

語りや朗読を長くやっていればお腹からの声に落ち着くと思っています。

それでも身体の状況や心の状況によってお腹の力が抜ける場合がでてきます。

プロであってもベテランであっても抜けるときは抜けてしまいます。

落語の方で達者に語っていても、全然面白くないのは固めすぎなのだろうか?



いろんな治療法やら運動法があります。         
 それらがあなたのお身体に合っているでしょうか? 

 合っていれば少し宛日々改善されていきます。
 合っていなければ日々身体は固くなりゆがんできます。         
 
 その効果を確認する方法をお持ちでしょうか?           
 症状に合ったエクササイズとそのチエック方法を呼吸塾ではお伝えしております。
  


語りと朗読の会  「宮沢賢治を語らう」  

宮沢賢治の作品を台本として発声・表現・語り・朗読について勉強しています。
月二回木曜日10時~12時